いまさらながらにかなりの低温であることが分かり、愕然としている。今日の最高気温が5度Cだった。最低気温はそれでも零下にはなっていない模様。ちょっと一安心。やっぱタカを括っていたナなんて、後悔。「こちらは何しろアメリカのニューイングランド、そしてウィンディ・シティといわれるシカゴの極寒を生き延びてきたんだもんね」なんて傲慢な気持ちでいたので。ベルリンの寒さはそれらと良い勝負のよう。
友人のアドバイスでユニクロに出かけてダウンの超軽量ベストを買った。ついでにフリースのシャツも買った。格好はあまりいいとはいえないかもしれないけど、そんなこといってられない。長く住んだフィラデルフィアでも真冬は零下10度なんてざらだった。でも今は(残念ながら)その頃よりは歳をとっているので、そういう寒さは堪えるだろう。アメリカ人の冬の装いはおよそ「美」とは無縁のものだった。もともと彼らはあまりファッションに拘らない(かなり主観的ですが)ように思う。それは単に私の周りの連中が学生だったからということかもしれないけど。
「あんたはベルリンにしばらく住みたいなんてことを考えていたんだから、その辺りは覚悟しているんでしょうね(大袈裟)」なんて、自分にツッコミを入れている。きっと尻尾を巻いて逃げ帰ってきただろう自分の姿が目に浮かぶ。