三島由紀夫研究会が編纂した単行本である。アマゾンで今日注文した。
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明日2010年11月25日は三島没後40年になることは以前に書いた。中央公論社刊行の『三島由紀夫と戦後』もその頃入手した。その折三島関係の本が書店で平積みになっていて驚いた。
もっと驚いたのはこの憂国忌本がアマゾンのノンフィクション部門で210位だったことである。三島畏るべし!
三島は当時すでに日本が現在のような情けない姿になることを予測していた。この本が具体的にどういう体裁をとっているのかは現物が手許にないので分からないが、さまざまなジャンルからの寄稿によるものではないかと想像している。それら一つ一つが三島の卓見を確認するものになっているのではないだろうか。
明日は九段会館で「憂国忌」が執り行われるようである。仕切るのは現在三島由紀夫文学館館長の松本徹氏である。松本徹氏が館長になったのは知らなかった。でも適任だと思う。
明日、仕事があるので東京までは行けないけれど、でも何かの形で私なりにこの節目を記念したいと考えている。