yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『演劇界』の「三島歌舞伎特集」2014年8月号

先日ふと立ち寄った書店でみるともなく雑誌を俯瞰していたら、これが目に飛び込んできた。迷わず買った。『演劇界』は歌舞伎を見始めた1992年頃からアメリカに渡る1997年まで毎月買っていたのだけれど、引っ越しの度に少しづつ処分してきた。現在は20冊程度しか手許にない。だから久しぶりの『演劇界』。大判になっていた。

演劇界 2014年 08月号 [雑誌]

演劇界 2014年 08月号 [雑誌]

もちろん「三島歌舞伎特集」が目当て。表紙は「お祭り」の仁左衛門。表紙を開くとすぐに『伊勢音頭恋寝刃』の福岡貢の刀、「青江下坂」の写真。これは夏芝居ですからね。そして、次に控えるのが「三島歌舞伎」特集。例の三島の有名な論考、「悪の華ーー歌舞伎」を始めとして、神山彰さんの作品分析(とても示唆的だった)演出家としての三島を論じた織田紘二さんの論考、歌右衛門の「三島の思いで」等々、興味深いエッセイが並んでいる。