yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

帰国

London City Airportは本当に便利な空港だった。でもマイナーなせいか客の数が少なくて、レストラン、カフェの類いの充実が今ひとつだった。それとトイレが少なかった。

そこから小型機でオランダのスキポール空港に行き、そこで出国検査があった。KLMのゲートでそれをするのは合理的でいいのだが、午後2時25分の出発なのに11時半にゲートに来いという。乗客は几帳面な日本人が圧倒的なので、みんな律儀に11時頃から」ゲート前で長い列を作って待っていた。その時間ももう少し後にしても十分間に合うし、そこで無為に2時間以上も待たせることは、まったく意味がない。かなり腹立たしかった。KLMを次回からは敬遠しようと決心した。 

ただ、食事はわりと良かった。ルフトハンザも良かったが、それと同格でよく日本人の味覚を研究していると感心した。オランダ、ドイツなんて、私の経験では「無味乾燥な」食事の代名詞だったので。こういう思い込みも徐々に修正されるのが、旅の醍醐味でもある。

醍醐味といえば、(驚いたことに)イギリスの食事がよかった。チェスターのホテル、チェスター大の食堂はもちろんだが、あの悪名高いロンドンの食事がずいぶんと面変わりしていた。インド、チャイニーズのみならず、ありとあらゆるナショナルフードが、あるいはフュージョンにちかい食事を提供するレストランが増えていた。よく利用したのが、劇場近辺にも空港とかの人の出入りの激しいところに必ずあった「Pret a Manger」というオーガニックフードのおしゃれなカフェだった。セルフサービスになっていて、自分でお気に入りのものを選ぶ方法をとっていた。サンドウィッチから寿司(といってもヴェジ寿司)まで、色んな種類の軽食が楽しめた。味はオドロク程よかった。ここのコーヒーもスタバより安くておいしかった。

もっと時間と胃袋に余裕があれば、いろいろなレストランも実際に確かめられたのだろう。ただ今回は、芝居をみることに全神経を集中させていたので、果たさずじまい。少し残念。