yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2019-11-06から1日間の記事一覧

決め台詞「天河屋義平は男でござる」に痺れる「天河屋の段」in 『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』(八段目より十一段目まで)@国立文楽劇場 11月5日夜の部

「天河屋義平は男でござる」は大衆演劇(旅芝居)で度々耳にしていた。ただそれが『忠臣蔵』由来だったとは知らなかった。お恥ずかしい。言い訳をするなら、『仮名手本忠臣蔵』を通しで見たことがなかったため。そうなんですね、あの決め台詞はここから来て…

片山伸吾師社中会(令和元年幽花会秋季大会)での能『融』@京都観世会館 11月4日

非常に充実した社中会だった。さすが片山伸吾師の社中の方々。とくにこの能のシテを演じられた木村厚氏ほとんどプロといってもいいほどの巧さで、唸らされた。技術的なことだけでなく、主人公、融の置かれた環境と心理状態を描いておられるところに唸らされ…