yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

プーランク《カルメル会修道女の対話》 in 「METライブビューイング2018-2019シーズン」@大阪シティステーションシティシネマ 6月10日

「2018-2019シーズン」の最終作品。さすがに見応えがあった。というか、ありすぎて、終わってからも座席をしばらく立てなかった。他の観客の方々も同じ思いだったようである。終幕にかけては涙が止まらなかった。横の方も泣いておられた。ネットのサイトがあ…

初代尾上辰之助が傑出していた「山崎街道鉄砲渡しの場」(『假名手本忠臣蔵』昭和61年10月於国立劇場)in「公演記録鑑賞会」@国立文楽劇場小ホール

ほんの数分の出番だったのに、圧倒的な存在感だった尾上辰之助の斧定九郎。歌舞伎での彼を見るのは初めてだったので、これは衝撃だった。白塗りのいわゆる色悪の化粧に黒い着物。いかにも「ワル」という感じ。凄みが際立っていた。 演技という演技はなく、た…

羽生結弦選手の純な魂が光として放射していた現場「ファンタジー・オン・アイス 2019 幕張」@幕張メッセ 5月27日

最初の手を広げてしゃがんだポース。仏像のよう。美しい面差しに美しい身体。そしてそれを愛でるかのようなガラス玉の散りばめられた白いオーガンジーの上着。煌びやかなのに清楚。まさに羽生結弦という人そのもの。今までの衣装の中で最も羽生結弦という人…

マタ・ハリを演じたツィガンコーワの演技の繊細に打たれた 「オランダ国立バレエ団」の『マタ・ハリ』NHKプレミアムシアター 2019年5月20日(月)【5月19日(日)深夜】

以下がプロダクション。 ■演目:バレエ『マタ・ハリ』(全2幕) ■音楽:タリク・オリーガン ■振付:テッド・ブランセン ■出演: マタ・ハリ/マルガレータ:アンナ・ツィガンコーワ ルドルフ・マクラウド(マタ・ハリの夫):ケーシー・ハード キーペルト中…

絶句ものだった片山九郎右衛門師の舞囃子「邯鄲」in 「大倉流祖先祭」@大槻能楽堂 6月4日

舞台を縦横無尽に舞い回る動きが多く、力強くダイナミックな舞台だった。しかも、そのモーション一つ一つが勁かった。私の位置からは九郎右衛門師のつま先を上げた白足袋の裏が冴え冴えとよく見えた。すすっと前に出て、さっと回転、またすすっと進まれる。…

味方玄師の舞囃子「自然居士」in 「大倉流祖先祭 大槻能楽堂に感謝を込めて」@大槻能楽堂 6月4日

この会は、能の小鼓方、人間国宝の大倉源次郎師のお社中会、つまりお弟子さん方の発表会。とはいうものの、京都、大阪のトップ能楽師の方々が謡、仕舞、舞囃子、でお弟子さんたちをサポートされる。また、源次郎師も終始お弟子さんの背後に付いておられた。…

表現者・芸術家 羽生結弦の作品「マスカレード Masquerade」in 「ファンタジー・オン・アイス2019 幕張」@幕張メッセ 5月27日

『オペラ座の怪人』の続編としての「マスカレード」 物語に仮託した意思 西洋を纏った「日本」の表現者 衣装が呼び覚ます連想 芸術家としての羽生結弦 『オペラ座の怪人』の続編としての「マスカレード」 「『オペラ座の怪人』の続編として、より進化したも…

梅田嘉宏師シテの能『賀茂』in「京都観世会五月@京都観世会館 5月26日

若々しいシテとシテツレで下鴨神社所縁の『賀茂』を 演者一覧 作品解説及び構成 御手洗川に流れてきた矢の由来 末社の神(アイ)の三段ノ舞 天女舞 後シテの五穀豊饒を祝福する「舞働」 舞のオンパレード 観客の多さがうれしい 若々しいシテとシテツレで下鴨…

橋本雅夫師シテの能『藤戸 蹉跎之伝』in「京都観世会五月例会」@京都観世会館 5 月26日

作者は元雅? 『藤戸』解説 演者一覧 シテの橋本雅夫師 お囃子方 『藤戸』の魅力 作者は元雅? 能『藤戸』は、その一見理不尽なストーリー展開で、屹立しているように感じる。作風から世阿弥の息子、元雅の可能性が高いという。納得である。親子間の悲劇を描…

「野崎村」(@歌舞伎座四月公演)がNHKのBS放送にかかっていた

今年の四月歌舞伎座公演は、猿之助の「黒塚」と巳之助、児太郎、壱太郎、それに澤瀉屋主要面々がうち揃った「平成代名残絵巻」以外は、まったく食指が動かなかった。残りは大御所・幹部の出番の多い演目。これじゃ高い遠征費を使って東京まで出かける気にも…