yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

大倉源次郎

『絵馬』「第二回 風の能」@三田、風のミュージアム水上ステージ 4月28日

「風や水で動く彫刻「で知られる新宮晋氏の作品と能舞台とのコラボ。池に浮かぶ浮島に設けられたにわか舞台での能。客席は池を取り囲む小高くなった斜面に設えられている。能の開始前、斜面上から舞台に向かって、新宮晋作プロペラ様のオブジェがくるくる舞…

「邯鄲」in 第四十四回篠山春日能@篠山春日神社能舞台4月8日

シテは浅見真州氏。「桜川」のシテを務められた大槻文蔵氏と同年輩。奇しくもお二人は観世寿夫氏のお弟子さん。揚幕から出てこられたときの大槻氏と真州氏の佇まいがとてもよく似ていた。風の精のようにどこか儚げな感じ。でも弱いというのではなく、譲れな…

能楽大倉流小鼓方宗家 大倉源次郎氏 in「能? カンラで和時間」@ホテルカンラ京都 3月18日

ずいぶん前に伺った講座。こんな素晴らしい演奏と、そして楽しいお話が聞けるなんて、なんという僥倖!。ホテルに感謝。小鼓を8丁も用意していてくださったんですよ。実際に参加者が「演奏」してみることができる様に。なんという優しさ!以下にホテルのFac…

シテ 梅若六郎(現 梅若玄祥)「道成寺」の華やぎ

『能 道成寺』 [DVD、紀伊國屋書店、2012年]を見た。以下がその内容紹介。 平成12年に収録された道成寺三題 実力・人気ともに日本を代表する三人のシテ方の舞台を通し能の魅力を伝えます。観世宗家・観世清和、梅若家当主・梅若六郎、喜多流・塩津哲生の三者…

狂言「節分」in 「能と狂言」@京都芸術劇場 春秋座1月29日

渡邊守章氏企画、監修の「能と狂言」。この日は時期に因んで「節分」。能が「鵺」で共同体の穢れを負わされ、放逐される生き物を描いているけど、鬼もそれと同じ役割を担わされていることが多い。「節分」という行事もまさにそれ。狂言「節分」、今回は能「…

渡邊守章師の解説付き、能「鵺」 in「能と狂言」@京都芸術劇場 春秋座1月29日

企画と監修は渡邊守章氏。数年前からこの時期にこの企画が進行中らしい。私は初めて。渡邊守章氏の『繻子の靴』をこの春秋座で先月見たばかり。といっても全4日という長〜い芝居の半分のところで、体調が悪く頓挫した。口惜しかったのが、それまでの3日間を…

新年能 能「西行桜」〜観世流NHK eテレ

NHK元旦恒例の「新年能」、何回かちらっとだけ見たことがあったけれど、いつも退屈して続かず。それが今朝は最後まで通して観た。以下、番組サイトから。 世阿弥の傑作、能「西行桜」を人間国宝・野村四郎ほか豪華な出演陣でお送りする。【演目】能「西行桜…