2018-01-28から1日間の記事一覧
この能を見れて良かった!一つの事件に立ち会った気がした。能が能として成立、発展する過程を確認できるこの作品。それが、今、この瞬間に開示された。そんな感を持った。この能が現在の形になるまでの歴史を反芻させてもらった。楽しかった。黎明期の能の…
どこまでも静か、そして美しい舞いだった。能、『雲林院』は『伊勢物語』の中核をなすところの在原業平と後の二条后、藤原高子との逃避行を題材にした作品。この仕舞では最後の「クセ」部がまわれる。京都紫野の雲林院を訪れた公光の前に現れた業平の霊が高…