yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

3月観劇予定

まず能楽は、京都観世会例会に参加する。能3本で、橋本光史師シテの「絵馬」、青木道喜師シテの「隅田川」、河村和貴師シテの「鵺」。また、林宗一郎師シテの「白髭」、樹下千慧師シテの「乱」が組まれた「SHITEシテ。2022」(林定期能改め)をみる予定である。加えて社中会三つに参加する予定。

フォーラム系では大倉源次郎師が出演される「甲南大学開学70周年講演会」と「能楽学会関西例会」。この関西例会ではいわゆる「浅野文庫」についての研究者報告、ディスカッションがあり、楽しみである。

歌舞伎は南座の若手歌舞伎のチケットを確保した。ここ3年ばかりは年始恒例の若手中心の「浅草歌舞伎」をみていないので、関西にやってきてくれたのは嬉しい。役者二人の「ご挨拶」に始まり、演目2本という「浅草」と同じような構成。

主役の入れ替わりがあるけれど、私は午前の部を選んだ。『番町皿屋敷』は隼人が青山播磨、壱太郎が菊、巳之助が放駒四郎兵衛という配役。松羽目物の『芋掘長者』は巳之助が芋掘藤五郎を、橋之助が友達治六郎を演じる。これを2015年8月にみているが、橋之助(現芝翫)が芋掘藤五郎、巳之助が友達治六郎という配役で、とても良かった。記事にしている。

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ところが2019年1月に浅草でみたのは今回と同じ配役。かなりがっかりしたのは橋之助が良くなかったから。これも記事にしている。まさに3年前の「浅草歌舞伎」の再現。(新)橋之助の技量は上がっているのだろうか、どうだろう。午後の部では友達治六郎を隼人が演じる。

3月になれば感染状況もかなり落ち着いてきているだろうか?NYではオペラは全開で、METライブビューイングも続々放映中。オペラ『シンデレラ』を見る予定。この1月にパリ・オペラ座のバレエシネマ『シンデレラ』を見たばかり。METなので想像を超えた斬新な演出になっているはず。楽しみである。