yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「小室国連に就職」はフェイク・ニュース−−煽情的情報には踊らされないようにしましょう!正しく判断を!

「小室圭氏、やっぱり「国連職員」として就職!イスタンブールではっきりと報道してます!」(6月21日付)というYouTube動画(@「アジアで生きよう!」)。これを引用している別のYouTube動画で、「アジアに生きよう!」の投稿を知った。そこで、ソースである件のIstanbul Post記事にアクセス。リンクしておく。

驚きました!全くの誤読だったから。これを引用したYouTube動画コメント欄に、この投稿動画の情報が誤りであることを指摘しておいた。このサイト主の方、英語が読めない?まあ、元の記事の英語自体がひどいもので、Istanbul Postのレベルが知れますが。

これはなんのことはない、既出のNEWSポストセブン(小学館)の受け売り記事。Istanbul Post独自取材記事ではない。だから「「小室圭氏、やっぱり「国連職員」として就職!イスタンブールではっきりと報道してます!」というのは明らかな誤り。

私は以前に「小室が美智子前の口利きで国連に就職する可能性があるのでは」と書いたのだけれど、それはあくまでも状況証拠での憶測にしかすぎなかった。だから、このYouTube動画には「本当に決まり?」とびっくりした。

なお、ご親切にもIstanbul Postの当該記事をgoogle translatorで翻訳した方のURLをリンクしておく。ほぼ正確に訳していますね。google translator、いい仕事しています!

また、「KEI Channel皇室ニュース」さんもフェイクニュースと言明しておられます。fakeというのは、Istanbul Post記事そのものではなく、それを引用した記事の方です。こういう風に単なる噂ではなく、ソースである新聞媒体が存在する場合、きちんとそれを読んでからYouTubeにあげてほしい。そうじゃなければ、煽情的なtrashにすぎませんよ。

とはいえ、この手の引用記事はやはり問題だと考えます。誤ったニュースで視聴者の怒りを煽るものだから。「こんなニュースを信じるなんでおばか」と嘲笑されるだけならいいですが、もっといけないのは、皇室の闇を暴こうとするSNS系の記事全体が「フェイク情報に踊らされているものだ」と一括りにされてしまうことです。我が身にも戒めです。例の小室圭の英語「論文」が素晴らしいと褒め称えた東大出の弁護士がいましたが、彼女も同じレベルですね。ハーバードのロースクールを出た?ホントですか?ハーバードが泣いていますよ。

最近、小室がゴールドマン・サックスに入社なんていう情報も流れていますが、ソースをしっかりと精査しないで云々するのはやめたいですね。私個人としては眉唾の可能性大だと思っています。理由は簡単。小室がゴールドマン・サックス入社の厳しい規準に達していないから(永遠に達しそうもない!)。

私がペンシルベニア大(UPenn)の大学院に在学中、全米トップのUPennのビジネススクール、Wharton校からゴールドマン・サックスを始めとする金融機関に就職する学生を何人か見てきたけれど、皆とても優秀だった。ものすごく頭が良く、機転も効く、要領の良いウルトラ級の優等生ばかりだった。あのアホな「論文」もどきを書くようなチンケ・フェイク男なんて、門前払いですよ。

金融、特にアメリカのそれでは全世界から優秀な人が集まってきます。まさに「生き馬の目を抜く」シビアな競争社会。TAをしていたクラスで、金融に就職する学生に初任給を聞いたところ、なんと年俸10万ドル超えと言われて、凹みました。米大学のタイトル教授もそこまでの年俸ではないと知っていたので。入社後すぐの赴任先が東京で家賃が70万円、会社持ちだと聞き、さらにびっくり。ただ、「短期間で成果を出さないと即クビ」とも言っていました。まさにアメリカの資本主義を集約したところが金融ということです。

SNSから情報を得る時代。どこから情報を得るのか?それにはその情報提供者をしばらく「追って」みて、信頼に足る人かどうかを確認した方がいいかも知れません。私は年の功でその判断はほぼ正確だと自負していますが(傲慢?)、それでも誤りはあるかも知れません。常に自戒すべしですね。