yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

天皇陛下のおことばに言霊を感じた「東日本大震災から10年 追悼式で天皇陛下おことば」@国立劇場 3月11日

感動的なおことばだった。

以下がYouTubeで公開された「FNNプライムオンライン」のニュース映像。リンクしておく。内容は以下。

東日本大震災の発生から10年を迎え、東京都内では政府主催の追悼式典が開かれました。天皇陛下は被災地や被災した人々について「今後も心を寄せ続けたい」などと述べられました。

 東日本大震災から10年となる11日午後、天皇皇后両陛下が政府主催の追悼式に初めて出席され、天皇陛下がおことばを述べられた。 2020年は新型コロナウイルスの影響で式典が中止になったが、2021年は参列者を減らすなどの感染対策をとった上で2年ぶりの開催となった。

天皇陛下のおことば全文は以下。

東日本大震災から十年が経(た)ちました。ここに皆さんと共に、震災によって亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。 十年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波により、二万人を超す方が亡くなり、行方不明となりました。また、この地震に伴う津波や原子力発電所の事故により、多くの人々が避難生活を余儀なくされました。この震災の被害の大きさは、忘れることのできない記憶として、今なお脳裏から離れることはありません。 あれから十年、数多くの被災者が、想像を絶する大きな被害を受けながらも、共に助け合いながら、幾多の困難を乗り越えてきました。 また、国や全国の地方自治体、百六十を超える国・地域や多数の国際機関、大勢のボランティアなど、国内外の多くの人々が様々な形で支援に力を尽くしてきました。 私も、皇后と共に、被災地を訪れてきましたが、関係者の努力と地域の人々の協力により、復興が進んできたことを感じています。これまで復興に向けて歩んできた多くの人々の尽力とたゆみない努力に深く敬意を表します。 一方で、被災地ではまだ様々な課題が残っていると思います。復興が進む中にあっても、新しく築かれた地域社会に新たに人と人とのつながりを培っていく上では課題も多いと聞きます。 家族や友人など親しい人を亡くしたり、あるいは住まいや仕事を失い、地域の人々と離れ離れになったりするなど生活環境が一変し、苦労を重ねている人々のことを思うと心が痛みます。 また、原子力発電所の事故の影響により、人々がいまだに自らの家に帰還できない地域や、帰還が始まったばかりの地域があり、農林水産業への風評被害の問題も残されています。 高齢者や子供たちを含め、被災された方々の心の傷を癒やし、心身の健康を見守っていくことも大切であると感じます。 今後、困難な状況にある人々が、誰一人取り残されることなく、一日でも早く平穏な日常の暮らしを取り戻すことができるように、復興の歩みが着実に実を結んでいくよう、これからも私たち皆が心を合わせて、被災した地域の人々に末永く寄り添っていくことが大切であると思います。 私も、皇后と共に、今後とも被災地の方々の声に耳を傾け、心を寄せ続けていきたいと思います。 先月にはマグニチュード七を超える地震が福島県沖で発生しました。被災された皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。この地震は東日本大震災の余震と考えられており、このことからも、震災を過去のこととしてではなく、現在も続いていることとして捉えていく必要があると感じます。 我が国の歴史を振り返ると、巨大な自然災害は何度も発生しています。過去の災害に遭遇した人々が、その都度、後世の私たちに残した貴重な記録も各地に残されています。 この度の大震災の大きな犠牲の下に学んだ教訓も、今後決して忘れることなく次の世代に語り継いでいくこと、そして災害の経験と教訓を忘れず、常に災害に備えておくことは極めて大切なことだと考えます。 そして、その教訓がいかされ、災害に強い国が築かれていくことを心から願っています。 今なお様々な困難を背負いながらも、その苦難を乗り越えようとたゆみない努力を続けている人々に思いを寄せ、安らかな日々が一日も早く戻ることを皆さんと共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。  

天皇・皇后両陛下が被災された人々に寄り添っておられることがダイレクトに伝わるものだった。それに安堵すると同時に心強く感じるし、励まされる。天皇陛下のメッセージに言霊を感じた。私たち国民の目線に寄り添ってくださっているのが伝わるおことばは、そのまま私たちへの癒しであるとともにエールでもある。そんな想いに浸りながら聞いていた。

同時に、未来に向けての力強いメッセージも発信されているのが、陛下らしいどんな状況にあっても両陛下が国民とともにあり続けられ、国民一人一人の安寧を祈念されているのがビンビンと伝わって来た。ただ感動した。

とくに以下の箇所に感銘を受けた。

◯ 「今後、困難な状況にある人々が、誰一人取り残されることなく、一日でも早く平穏な日常の暮らしを取り戻すことができるように、復興の歩みが着実に実を結んでいくよう、これからも私たち皆が心を合わせて、被災した地域の人々に末永く寄り添っていくことが大切であると思います。

そう、被災者は未だ復興途上の中で苦悩しておられるんですよね。このお言葉はその人たちに響くはずですね。

◯ 「震災を過去のこととしてではなく、現在も続いていることとして捉えていく必要があると感じます。」

◯ 「この度の大震災の大きな犠牲の下に学んだ教訓も、今後決して忘れることなく次の世代に語り継いでいくこと、そして災害の経験と教訓を忘れず、常に災害に備えておくことは極めて大切なことだと考えます。 そして、その教訓がいかされ、災害に強い国が築かれていくことを心から願っています。

最後の二つの陛下のおことばにとくに言霊を感じた。震災を過去として捉えるのではなく、常に今、現在として捉えて行かない限り災害列島日本に生きる私たちに未来はないということなのだろう。水の専門家でもある陛下の明察である。

改めてこのような国民に寄り添ったメッセージを出された今上陛下と雅子皇后陛下を日本国の象徴としていただくことを誇りに思う。どの文言にも嘘がない。「sincere」を絵に描いたような誠実さ。薄っぺらい包装紙だけで中身のない前天皇・皇后とは雲泥の差である。

ちなみに前皇后は大震災時に寄付をしたものの、たった3万円ぽっちだったとか。さらに震災直後に自衛隊特別機で押しかけ、現地に大迷惑をかけたらしい。そういえば阪神大震災の折にも水仙を神戸に押し付けて美談にしたらしいけど、現地ではそのとり扱いに非常に困ったらしい。どこまでも「慈愛」ならぬ「自愛」の目立ちたがり。被災者に寄り添うのではなく「慈愛に満ちた美智子」を演出したかっただけ。今上陛下ご夫妻とは真逆のお邪魔虫、迷惑千万な訪問者だったようである。「人に寄り添う」なんていうのは二人の辞書にはなかったのだろう。平成が災害まみれだったのも、この二人に原因があるように思えてしまう。今上陛下のご一家が皇居に未だ入ることができないのも、前皇后が皇居からの転居を3年にわたって拒否していたから。

眞子・小室問題をはじめとして、美智子前の暗躍が収まらない現況を憂う。その暗躍を朝日系列の報道ばかりかNHKまでもが後押ししている。

ゲスなマスコミ輩どもが陛下の足を引っ張り続けて著しく国益を損ねているのは許しがたい。令和を美しく徳の高い御代にするには、美智子前、そしてこの人が寵愛する秋一家が皇居周辺から放擲、駆除されなくてはならないのかもしれない。加えて赤坂御用地に不法居住しているキコ親族はもちろん、ゲスな報道陣一同も。