yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2月の観劇予定

能の観劇は、日の若い順から「林定期能」、「大江定期能」、「和魂Ⅶ『風』と『色』」、「片山定期能」、「同明会能」、そして「京都観世会2月例会」の6公演を予定している。「林定期能」は百周年記念公演、「片山定期能」は片山幽雪師の七回忌の能と記念能が続く。あと、社中会はひとつお邪魔する予定にしている。京都での能楽公演にこれ以上の厳しい制限が加わることのないことを、願っている。観劇中は前を向き、人と喋らずにいれば、感染リスクは限りなくゼロに近い筈である。ほとんどの観客は節度をわきまえた方々で、ここ1年弱の期間を見る限り、問題はないと確信している。

神戸国際松竹で「市川雷蔵祭り」が1月末から2月にかけて開かれる。松竹の粋な計らい!楽しみである。未見の7本を見る予定にしている。

文楽は1月に終わっているし、歌舞伎も東京遠征は憚られるのでナシ。虚しい。

昨年は1月に5日間も東京に滞在していたのに、この落差。篠原演芸場で劇団荒城の舞台を堪能した記憶が蘇ってきた。現在は筑波で公演中の劇団荒城。年初に遠征観劇予定を立てていた折にこの緊急事態宣言。もちろん、自己責任で遠征も可能なのかもしれないけれど、東京の感染者の異様なまでの増え方を見るに、リスクを考え躊躇してしまう。医療機関へどれほどの迷惑をかけるか、やっぱりそこに行き着く。だから長距離移動は控えざるを得ない。

加えて、人から移される以上に人に移す可能性を考えると、怯んでしまう。昨年11月末にこの経験をして、二度と味わいたくないと思った。

エンターテインメント業界は、多大な損失を計上しなくてはならないだろう。最大手の松竹ですら大変なのに、個人単位では計り知れない打撃を被るだろう。悔しい!だから、微力ながらもできうる限り多くの舞台を見ようと考えている。大して貢献はできないかもしれないけど、「気」パワーの一一助になればと願う。