yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

6月の観劇予定

演劇公演は非常に厳しい状況が続いている。

能の公演はほとんどが中止か延期になっている。7日の林定期能は延期(期日は未定)。14日の「復曲試演の会」は来年2月に延期。27日の「若手能京都公演」は中止に。しかし、今のところ、28日の「京都観世会6月例会」は行われるようなので、うれしい。能にかなり飢えた状態が続いていたので。

歌舞伎も8月までの公演は中止、延期になっている。團十郎襲名興行がこれですベて延期?いっそ中止になったらと思っている。とはいえ、もともと行く気は全くなかったのだけれど。わざわざ足を運ぶほどの値打ちなんて、あの「なんちゃって役者」にはないですから。鑑賞するに真に値打ちのある役者のみが、残って欲しい。

ネットでのライブ公演はアメリカのMET(メトロポリタン歌劇場のオペラ)や英国のROH(ロイヤル・オペラ・ハウス)などが公開されるだろう。関西の映画館が開けば、出かけたい。

このコロナ、誰が信頼に足る政治家なのかを炙り出してしまったのと同様、演劇世界においてもどういう芸能が、またどういう芸能者が生き残るのか、それが白日の下に晒された気がする。