yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

ロックダウンすべきでは?—危機意識のない人があまりにも多い!

収まる気配のない武漢コロナ禍、「緊急事態宣言」なんてまるで他人事と感じている人があまりにも多い。今日の午後4時過ぎ、すぐ近くのファミリーマートに宅急便を出すために立ち寄ったところ、店内が今まで見たことのない大混雑。レジの前には10人あまりの人が並んでいる。ほとんどが車で来た若い人。マスクもしないで大声で喋るカップル。このファミマは街中でなく、山越えになる場所にあるので、休日は郊外や、六甲山に出かける車が利用する。近所の人たちも利用するのだけれど、圧倒的によそ者が多い。車のナンバーは県外が多かった。狭い店内なので、三密に当たる。怖しくなり、レジに並ぶのをやめ荷物を持ったまま40分歩いて駅近くのセブンイレブンへ。

宅急便を出した駅傍のセブンイレブンの方は、幸い人は多くなかった。ただ、近くのスーパーから出てくる人が、これまた普段の休日よりも大分多い感じ。そのほとんどが家族での外出。こちらも怖しくなって、中へは入らなかった。なぜ大挙してコンビニやらスーパーにやってくるのだろう?なんでも繁華街は閑散らしいけれど、代わりに郊外やら、スーパーに押しかけている?

飛行機、新幹線を使って旅行する人も結構いるのでは?そうそう、国のトップの連れ合いが大分観光していましたよね。こんなんじゃ、全く示しがつかない。国会議員もほとんどが危機感を持っていないのが、中継される様子でよくわかる。

日本人はいつからこんなにおバカばかりになったのだろう。それは若い人だけではなく、中高年も未だにパチンコに並ぶ人は減らず、三密に当たる飲食店に連れだて入っていく人もけっこう見かける。

医療崩壊がすでに起きている、起きつつあるとは思い至らないのか。もし自分が罹患したら、きちんとした手当を受けられない可能性もあるとは考えられないのか。自分が仮に無症状でも、出会う人たちに感染させるとは想像しないのか?

4月17日の「羽鳥慎一モーニングショー」では実際に感染したグラビアアイドルの若い女性が「軽症」と診断されたのにもかかわらず、死にたいほどの苦しかった闘病を証言して、衝撃的だった。これは私も見ていたのだけれど、上智大の水島宏明教授がレポートしてくださっているので、リンクしておく。

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なによりもその刻々と重くなってゆく症状、「気管をむしり取りたくなる感覚」という表現に、彼女の苦しさが直に伝わって来た。最初は断っていたアビガンの投与、それを投与してからは、症状は劇的によくなって、今は安定しているとのこと。ホッとした。同時に彼女がこの証言で何を伝えたいのかが、ダイレクトにきた。特に若者に向けてのメッセージ、「このウイルスを甘く見るな!軽症でも死ぬほど苦しい!」。さらに、最も伝えたかったのは、感染しないためには、「家にいろ!」なんですよね。

想像力のない人が大多数を占める現状から鑑みて、やっぱりロックダウンしかないでしょう?法律がないなら、急遽作れば!治療の現場は修羅場だと思う。すでに医師、看護師が感染するケースが報告されている。時間との競争ですね。

WHO上級顧問で英国キングスカレッジ・ロンドン教授の渋谷健司氏が、「手遅れに近い状態を招いた専門家会議の問題点」という論点で警告をならしておられる。大嫌いな〈AERA〉の記事だけれど、重く受け止めるべきだろう。リンクしておく。

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氏がここで指摘されているのは、「クラスターを追うという対策がもはや意味をなさない。さらには、「4月1日時点で『東京は感染爆発の初期である』と会議メンバーは知っていたはずです。それならばそこで、緊急事態宣言をすべしという提案を出すべきでした」と。専門家集団は政治家が抵抗しようと、もっと強く「緊急事態宣言をすべき!」と押すべきだったと。

この宣言が4月7日に遅れた理由は「オリンピック忖度」であり、そして(おそらくは)秋篠宮家キコが安倍さんに直談判したという「立皇嗣の礼の強行」だった。なんとこのキコ、4月9日に皇宮警察官が感染の疑いでPCR検査を受けるも、その結果を公にしないように圧力をかけていたという。秋家の全員が感染しようが知ったことではないが、天皇陛下、皇后陛下が感染される可能性もあったわけで、この圧力は許しがたい。まさに隠蔽工作である。しかも非常事態宣言の2日後の9日に、儀式リハーサルしていたとか。「礼」の延期・中止に最後まで抵抗していたこの女を止めることができず、それが「非常事態宣言」を遅らせてしまった一因なら、感染拡大の責任をどう取るんですか!安倍さん、そして自分と家族さえ良ければいいとうキコは!日本の恥である。ああ、「日本人」ではなかったんでしたね。

今後今の状態(自粛のみ)が続いたら何が起きるのかという質問に渋谷氏はこう答えられている。

自粛ベースでも外出が実質削減されればそれで構いませんが、現在のように飲食店は開いたまま、在宅勤務も進まない状態が続けば、感染爆発は止まらないでしょう。いずれ、ロックダウン的な施策が必要と考えます。