「青空文庫」インターネットの電子図書館。『半七捕物帳』の作品検索をしていて出くわした。今まで知らなかったのが口惜しい。これで『半七捕物帳』であれ何であれ、コピーライトの切れた文学作品が読める。青空文庫のサイトをリンクしておく。
「青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です」というのが活動趣旨。ボランティアによる作業が中心。頭が下がる。
Kindleはアメリカで発売された当時、すぐに購入した。もちろん英語版。画面が暗く使いづらく、最近はほとんどお蔵入り。電子機器の整理をした先日のリフォームの際、壊れているのがわかった。
で今回青空文庫を読もうと日本発売のKindle Whiteを注文した。これだと和文、英文ともに読める。レヴューを確認したら画面が明るいとのこと。目に優しそう。
リフォームの際、持っている書籍の半分以上を泣く泣く処分した。これらが電子化されたものだったらその必要がなかったのにと、臍を噬んだ。電子化も一長一短があるけれど、スペースに限界がある以上仕方ないだろう。そういえば2年前に母校のペンシルベニア大学に行き、図書館が全く様変わりしているのに衝撃を受けたことを思い出した。紙媒体の本はNJにある倉庫に移されたという。電子化を徹底させようとしていた。ただ大学関係者以外の者が蔵書にアクセスできにくくなった。日本の大学もそのあとを追っていくことになるだろう。とはいえ、日本の大学図書館はもともと部外者には開放されていないことが多いけど。