yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

10月観劇予定

歌舞伎では大阪での「平成中村座」を観る。出遅れてしまい、あまり良席ではないけど、仕方がない。父の衣鉢を継ぎ、勘九郎七之助が「主催」。『女暫』、『三升猿曲舞』、『狐狸狐狸ばなし』、『俊寛』、そして谷崎の『盲目物語』。『俊寛』以外はこの二人がすべてに出る。楽しみなのはなんと行っても『狐狸狐狸ばなし』と『盲目物語』。いずれも十七世勘三郎が初演したもの。『狐狸狐狸』は十八世勘三郎が2008年に「赤坂歌舞伎」で上演している。また『盲目物語』も十八世が座頭で2005年に歌舞伎座にて上演。このときの歌舞伎座、旧歌舞伎座なんですよね。

歌舞伎とはいえないけれど、海老蔵の「市川海老蔵 JAPAN THEATER」のチケットを取った。以前にみた海老蔵の和と洋のコラボレーションの試みはいただけなかったけど、今回は能の観世銕之丞、片山九郎右衛門が参加するとのことで、期待している。10月17、18日のシンガポール公演に続くものらしい。舞踊と能の組み合わせ。能の演目はなんと『船弁慶』。

大衆演劇では堺東羅い舞座にのる「近江飛龍劇団」を観に行くつもり。でも片道2時間近くかかるので、回数を減らさざるを得ない。京橋羅い舞座の「たつみ演劇BOX」にも行きたい。

ロンドンの国際学会での発表を11月20日にひかえているので、そちらの準備をしなくてはならないだろうから、観劇はできるだけ少なめにと考えているけど、誘惑に負けてしまうかも。