ウォーキングを初めて丸二年が過ぎた。最初の一年はほぼ皆勤だったのに、ここ一年は、あいだに十日ばかり中断があった。その間、やっぱり筋力が落ちたとみえて、それが回復するのに三ヶ月以上かかってしまった。身体がいかに「正直」かを改めて認識させらた。
夏は朝5時に出ないと紫外線にやられるので夜にしていたけれど、最近朝6時でもそう日差しが強くない。だから朝に歩いている。朝の景色は夜のそれと天地ほどの違いがる。同じ道を歩いているのに、こんなにも違うのかというほど。人間はほとんどが朝型に作られているんでしょうね。朝歩く方が夕方よりずっと気持ちいい。なによりも景色が輝いている。
最近だと、彼岸花があちらこちらで咲いているのをみる。そのたくましさに感心してしまう。この勁さを持ちたいと思う。ふてぶてしさが欲しい。ひるんで、落ち込んでいる自分がちっぽけに思える。妖しくも美しい彼岸花。いつもカメラを持ってきていなかったことを後悔する。でも、これも一期一会、あえて記録し、残す必要はないのかもしれない。画像にはもう生のパワーはなくなっているから。