ふだんほとんどコンビニを利用しない。例外は旅行中。歌舞伎座地下のセブンイレブンとか、宿泊するホテルそばのコンビニとか。こちらはもっぱらビールを買うため。
一昨日、どうしても印刷しなくてはいけない資料があり、ネットで検索をかけたらなんとkinko’sに出向かなくても、セブンイレブンで印刷が出来ると分かった。プリンターはかさばるので家には置いていない。印刷しなくてはならないときは勤務先のプリンターで間に合っていた。でも今回仕方なく半信半疑で登録を済ませ、セブンイレブンに行った。なんと、あっけなく印刷終了。ちょっとした感動だった。プリンターを持つ必要がなくなった。コンビニがここまで「進化」していたとは!他チェーンでも同様のサービスをやっているんだろう。でも、セブンイレブンの強みはその「近さ」にある。JR と提携、主要なJR駅には駅構内にセブンイレブンが入っている。先日中日劇場の演劇チケットもこれで入手した。関西には店舗が少ないと思っていたけど、この提携で他チェーンを引き離したのではないか。まさにそのコンビニエンス性で。
会社自体は「セブン&アイ・ホールディングス」。ネットで調べて分かったのは流通業界では1位がイオン、2位がセブン&アイ・ホールディングス。イオンにはあまりとんがったところが感じられないけど、セブン&アイ・ホールディングスのサービスは先鋭的。と思って株価をみたらイオンの3倍弱。さもありなん。中国経済の失速のあおりもあまり受けていないよう。このサービスの先進性を一旦知ると、中毒になるだろう。「ファーストリテイリング」との業務提携も始まるとかで、ユニクロ製品がセブンイレブンで受け取れるようなんるという。こういうアグレッシブな発想がないと、激烈競争の流通業界での生き残りは難しのかもしれない。