yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

歌舞伎NEXT『阿弖流為(あてるい)』@新橋演舞場7月22日昼の部

圧巻だった!最後はスタンディングオベーション。歌舞伎ではめったにない経験。時間を忘れて楽しんだ。脚本が良かった。演出が良かった。そしてなによりも役者が良かった!染五郎、勘九郎、七之助の圧倒的存在感。新しい歌舞伎の誕生。これぞ歌舞伎!累々とつながってきた歌舞伎の伝統の強靭さと斬新さを、あらためて思い知らされた夜だった。劇団新感線の前衛と歌舞伎の前衛のコラボレーションの勝利。見事としか言いようがない。数年分の感動をもらった。

感動の詳細は山ほどあるけど、とりあえず「歌舞伎美人」からの情報を以下に。

<配役>
阿弖流為:市川 染五郎
坂上田村麻呂利仁:中村 勘九郎
立烏帽子/鈴鹿:中村 七之助
阿毛斗:坂東 新悟
飛連通:大谷 廣太郎
翔連通:中村 鶴松
佐渡馬黒縄:市村 橘太郎
無碍随鏡:澤村 宗之助
蛮甲:片岡 亀蔵
御霊御前:市村 萬次郎
藤原稀継:坂東 彌十郎


<みどころ>
古き時代、日の国――。大和朝廷は帝による国家統一のため、帝人(みかどびと)軍を北の地に送り、そこに住むまつとわぬ民、蝦夷(えみし)に戦を仕掛けていた。その頃、都では、蝦夷の“立烏帽子(たてえぼし)党”と名のる盗賊一味が人々を襲っていた。それを止める一人の踊り女。彼女こそ立烏帽子。女だてらの立烏帽子党の頭目だった。町を襲う盗賊が自分たちの名を騙る偽者であること暴くため変装していたのだ。そこに都の若き役人、坂上田村麻呂もかけつける。さらに“北の狼”と名のる男も現れ、偽立烏帽子党を捕える。この事件をきっかけに北の狼と田村麻呂は、互いに相手に一目置くようになる。だが、北の狼と立烏帽子は、蝦夷が信じる荒覇吐(あらはばき)神の怒りを買い、故郷を追放された男女だった。
 北の狼の本当の名前は、阿弖流為(アテルイ)。故郷を守り帝人軍と戦うため、立烏帽子と二人、蝦夷の里に戻ることにする。荒覇吐神の怒りをおさめた阿弖流為は、蝦夷の兵を率い、帝人軍と戦う。彼の帰還を快く思わぬ蝦夷の男、蛮甲の裏切りにあいながらも、胆沢の砦を取り戻した彼は、いつしか蝦夷の新しい長として一族を率いていく。
 一方、田村麻呂も、帝の巫女である姉、御霊御前(みたまごぜん)や右大臣藤原稀継(ふじわらのまれつぐ)らの推挙により、蝦夷大将軍として、蝦夷との戦いに赴くことになってしまう。阿弖流為と田村麻呂、互いに認め合う二人の英傑が、抗えぬ運命によって、雌雄を決する時が来ようとしていた。

明日は歌舞伎座で昼・夜歌舞伎観劇なので、今晩は取りあえずこの程度の感想で、あとは後日。解説を超えた何かが確かにあった。言葉では語りつくせない身体にくる手ごたえがあった。舞台とは何かを思い知らされる瞬間があった。

24日の昼の部の席を取った。一等席しかなかった。人気ぶりが分かる。10月の松竹座公演の席も取った。なんともう販売開始していたんですね。これは良い席で見るに限ります。東京と大阪の観客の反応の違いも確認できるかも。