yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「四大陸」の羽生結弦選手のパーフェクトな演技

名古屋で猿之助の「花形歌舞伎」を観て、帰ってからBS TBSの「四大陸」のフリーを観た。一日でこれほど充実した演技を立て続けに、しかもインテンシブに観たことは、初めて。こんな「好運」があって良いのだろうかなんて、殊勝なことを思ったほど。

歌舞伎については明日時間を取って記事にしたい。『雪之丞変化』が素晴らしかった!

羽生結弦さんのフリー演技は見逃している。DVDなり何なりにアップされることを期待している。今夜観たのはExhibitionの「パリの散歩道」。これ、ノーミス!のっけから4回転ジャンプ成功。後の3回転もすべて成功。それも以前よりずっとグレードアップしたもの。スケーティングもステップも、そしてスピンも非の打ち所がない。テクニカルにも数段アップしていただけでなく、アーティスティックにもこれ以上ないほど洗練されていた。なによりも彼自身が余裕をもって、楽しみながら滑っていたのが印象的だった。(個人的な想いをぶちまけるのをご容赦いただけるなら)彼のあの「ドS」な目と表情にしびれた。そう、ヤッタネ!

おもわず、「Perfect!」と叫んだら、(あのいつもの)解説者兼アナウンサーの方も、「カンペキ!」と叫んでおられた。あれを観ていたみんながそう叫んだでしょう。

(厚かましいのと、僭越なのを承知で)、個人的なことと彼の苦境を重ねてしまい、彼にはそれを乗り越えて欲しいと切望していた。彼がみごとにそれを達成したことが、とてつもなくうれしい。私にも大いに励みになった。

シーズンが終わった。新しい「生」に向けて、待ち受けている壁に向かって、どこまでも飽くなき挑戦をし続けるであろう羽生結弦選手にカンパイ!