yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

たからづか能 『勘当息子』

能でも新しい試みが出て来ているのかも。手塚治虫の『ブラック・ジャック』を基にした新作狂言、『勘当息子』がこの5月にかかる。能の『高砂』との抱き合わせである。かなり楽しみ。以下がそのサイトの紹介記事。

歌劇100年!宝塚市制60年!手塚治虫記念館&文化財団20年!相生の松によせ夫婦愛と長寿を愛でるお祝い能『高砂』と、手塚作品「ブラック・ジャック」を原作とした新作狂言『勘当息子』で、周年を華やかにお祝いします。

能「高砂」梅若猶義ほか
狂言「勘当息子」善竹隆司、善竹隆平ほか

私の毎日のウォーキングの定番コースは家を出て、山越えをし、阪急宝塚駅まで下り、歌劇場を右手にみながら「花のみち」をつきぬけ、前に手塚治虫記念館をみて右折、阪急宝塚南口を通り過ぎ、そこから線路沿いに逆瀬川駅に至るものである。途中に「宝塚歌劇100周年」のポスターがあちこちに貼られているので、歌劇が百周年を迎えることは知っていた。でも手塚治虫記念館にはまだ行っていないので、あのユニークでキュートな建物が出来て20周年になることをこの記事から知った。宝塚市制60周年もそれまで知らなかった。宝塚市はいま財政難に喘いでいて、市のサービスは前の住居があった神戸市に比べるとかなり劣る。でも、今回の記念事業は多彩で、がんばっているのが分かる。色々な行事が目白押しだけど、おそらく演じる人たち(多分地元民)はボランティアに近い形態なのではないだろうか。私が協力できるのは、チケットを買うことくらいなので、ちょっと申し訳ない。

手塚の『ブラック・ジャック』を狂言にするなんて、ホントに斬新な試み。こういうことを考えたのはおそらく若手だろう。どんな狂言になっているのか、とても楽しみ。

先ほど席を取ろうとサイトに入ったのだけど、まだまだ良席が開いていた。もったいない。せっかくの機会なのだから、もっと大々的にアナウンスをして欲しい。インターネットを使わない高い年齢層の人たちが、まだあまり知らないのでは。