yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

パリ・オペラ座バレエ公演 『天井桟敷の人々』のチケット

5月25日の名古屋公演を皮切りに5月30日からは東京公演がスタートする。その最終日、6月1日の公演チケットを昨晩ネットで入手した。オペラ座の来日は知っていたが、関西公演がないようだったので、あきらめていた。東京まで歌舞伎を観に行くのもしばらくはやめるつもりだったので、「ついで」にみてくる予定も立てていなかった。そんなこんなで、バレエ公演がこんなに早い日程とは気づかなかった。迂闊千万。

7月に来日する英国ロイヤルバレエもそうだけど、どうして関西にやってこないのだろう。本当にがっかり。去年の海外バレエ団の関西公演、兵庫県立芸術文化センターもびわ湖ホールも、超満員の観客だったのに。歌舞伎だって、花形が多く出る演目は東京に限られている。口惜しい。小劇場系の芝居だって、やっぱり東京に偏っている。

ともあれ、やっとパリ・オペラ座の公演が観られる!チケット情報が遅かったので、当然ながら良い席ではないけれど、まあヨシとしなくてはならないだろう。次にパリに出かけた折には、必ずや本家本元を観てくるつもりである。

オペラ座の来日記念サイトがオープンしている。背景はまさにパリ・オペラ座。華麗!荘厳! 中心になるダンサーたちは比較的年齢が高めで、30代から40代だと思われる。ロシアのバレエ団によくあるようなアジア系の名前が見当たらない。

上野の東京文化会館も初めてなので、楽しみである。

それと、検索をかけていて「デニス・マトヴィエンコがキエフ・バレエ芸術監督を解任される」というニュースに行き当たった。「la dolce vita」さんのブログ記事である。

このデニス・マトヴィエンコ、つい先日(3月27日)、ロンドンのミハイロフスキー・バレエ公演『ジゼル』で観たばかりだった。このブログの記事にもしている。Kyiv Postの4月1日付け英語記事にも彼の解任情報が出ているようだが中身は最低9ドル払わなければ読めない。でも間違いなさそう。3月27日に「実物」を観たときに、その抑制の利いた跳躍に驚嘆、今まで観てきた男性の踊り手で一番と思ったが、やっぱり!世界有数のダンサーだったのですね。芸術監督を解任されても、彼を招聘したいバレエ団はいくつもあるだろうから、彼自身の活躍の場が減ることはないだろう。でもキエフ・バレエにとっては大きな損失に違いない。