yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

優れて知的な米テレビドラマ『NUMB3RS』

huluで第4話まで視聴した。授業で一部を使ったことで、ついついその続きをみてしまう羽目に。非常によくできていて、感心した。リドリー・スコットが製作にも関わっている。あの『Black Rain』、『Thelma and Louise』の監督である。かなり残虐なシーンもあるのは、そのせいかも。

第一話はなぜ天才数学者で(おそらく)カリフォルニア工科大学(今年の世界大学ランキングではMITより上だった)の教授をしているチャールズが兄が捜査官をしているFBIの事件にタッチするようになったのかのいきさつが、ごく自然な流れで示されていて秀逸だった。

私の好きな『Law and Order』、『CSI』、『NCIS』などとは違った切り口で犯罪捜査を描いているのがナカナカのものだった。新しくないと視聴者が「また似たようなドラマ、シリーズか」とそっぽを向いてしまうからだろう。

2005年から2010年まで放映されたようなので、これからひとつひとつ観てゆく楽しみができた。

huluでみられるアメリカのテレビドラマ、日本のテレビドラマには期待できない質の高さである。おそらく製作陣の層の厚さと俳優の質の高さ、それに何よりも予算の額の大きさがこのレベルの高さを保証しているのである。それにしてもこのhulu、アメリカの主要テレビドラマを隈なく網羅していて、これで一ヶ月980円の視聴料とは!最高のコスパだろう。