そう確信できるのは、出し物とその役者たちの面々である。出し物は『仮名手本忠臣蔵』!演者の面々は松竹サイトで確認できる。染五郎、亀治郎、菊之助、松緑、獅童、右近、猿弥、そして福助なんていう、よだれの出そうな面々である。若手がほとんどで、これで面白くないわけがない。しかも、あの『仮名手本忠臣蔵』の通し狂言である。その意気込みがひしひしと伝わってくる。気合いの入れ方、熱がワァーと伝わってくる。これはすごいことになりそうだというのが、どんな鈍感な頭にも分る。
というわけで、4月21日から22日にかけて、東京に行くことにした。安い席は完売だったので、okepiでチケットを入手した。21日は飛行機で東京に行き、11時からの昼の部を観て、その続きで夜の部も観る。翌日22日は昼の部を再度観てから、午後7時の飛行機で宝塚に帰る予定である。幸いホテルも以前東京に歌舞伎見物に頻繁に来ていた折、よく泊まった銀座のホテルの予約がとれた。
いったいどんな舞台をみせてくれるのか、今からワクワクしている。