といっても、英語のクラスの学生とです。
キャンパス近くのお蕎麦やさんで11時半からということにしていました。8人のはずがけっきょく5人でした。かなりがっかりしました。今までの学生との会で欠席者がこんなに多かったのは初めてです。
コンパ等で学外あうと、授業ではみられない側面がみれて、それが大抵は「思ったよりしっかりしている」という面だったりすることがあります。今回もそうでした。普段は辞書はもってこない、日本語で私語をしまくる(教室ではすべて英語でということにしています)、宿題はやってこないといった学生が、驚いたことに敬語もきちんと使えて、気も遣う、人への配慮もするといったことができるのです。嬉しい驚きでした。
アルバイトをしなくてはならない経済事情の学生が多く、そういう話も教室外でしかなかなか聞けません。だからこういう機会はできるだけ多いほうがいいのは分かっているのですが、こちらの体力、気力もだんだんと落ちてきているので、面倒とかしんどいとかでパスすることが多くなっていました。
今の学生たちにコミュニケーション能力がないというのは事実であるとしたら、むしろ彼らと教師としてではなく一人の人間として対峙する必要があります。上下的関係ではなく、フラットな関係を結ばない限り、今の子供たちはなかなか心を開かないのかもしれません。
わが身の怠慢を思い知らされました。1月で後期授業も終了ですが、まだ少しは時間があります。時間の都合をつけて、できるだけ関わり合ってゆきます。一期一会ですから。