yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

自炊したpdf ファイルに検索がかけられない

ウィンドウズパソコンでのScanSnapの使用をあきらめました。ドライバーをインストールしても文字化けで指示がよめないのです。



今朝一番で富士通の代理店に電話をして、マック対応のDVDが欲しいといったところ、届いたDVDがマックにも使えるハイブリッド版だという返事でした。



AirMac にハイブリッドになっているというDVD を入れソフトをインストールしました。あっという間にすんで快適でした。スキャナーはマック用のものを買ったら(1500M) Adobe Reader8 マック用が付いてきていたはずなのですが、仕方ありません。Adobe Reader をマックに放り込んで、それからいくつかの長年にわたり本棚にほこりを被っていたいくつかの論文、それから本一冊をコピーしたものをスキャナーをかけて、念願のpdf化を果たしました。



ここまではわりあいすいすいといったのですが、この自炊の最終目的である「検索」をしようとしたら、その文書には何百回と出ている用語なのに、検索結果はゼロとでます。アドビ自体のサイトに入っていろいろ試行錯誤すること2時間、くたびれました。勤務先でプロに聞いてた方が早いので、小休止です。



思い返せば8月初めにiPhoneを入手したのが引き金になって、いろんなソフト、ハードと格闘してきました。10月から仕事が再開ですので、この戦いも一時休戦です。



このスキャナーのソフトが優れていたのはpdfそのままEvernoteに保存できることです。論文とかはDropbox 行きになりますが、そのほかの書類などはEvernoteの方が保存に向いています。あらためてスゴイ時代になったものだと感心しています。



ここまで優れもののツールがそろっているのですから、本業の方の生産性があがらなければ嘘です。



この一年、「大衆演劇をみ倒す」をいう目標を掲げて一応50劇団近くを観ました。歌謡曲やらアニメやらを大衆芸能、ポップカルチャーの形でまとめたいと思ったのが、もう7年も前のまだアメリカで院生をしているころでした。でも博士論文のテーマは三島由紀夫の演劇だったので、そういう寄り道をする余裕はなかったのです。でも論文が終わればそちらへ軌道を変えるつもりでした。



帰国してからは仕事があり、忙しかったのですが、少なくとも年に2本は英語で論文を書き、2回は国際学会で発表してきました。



ところがこの一年は演劇鑑賞に忙しく、今までの貯蓄で論文を書いていたに過ぎません。これからはこのスゴイツール群を駆使して、生産性を上げるつもりです。こう書いておいたらサボれませんから。それと、この一年の貴重な体験を文章に起こして行きたいと考えています。



3月にプラハで開催される学会のプロポーザルを3日前に提出しました。オックスフォード大学の学会が主催です。テーマは「トラウマ」ということで、私は三島由紀夫の『仮面の告白』論を発表するつもりです。今年の3月にも同じ学会でオーストリアザルツブルグでの発表に参加しました。今までで一番刺激を受けた学会でした。そしてもう一つ2月にシンガポールである演劇の学会でも発表しようかとも考えています。となると論文は2本用意しなくてなりませんので、例のツールの有効性が試せます。



AirMac を常に携帯して、iTunes U 、Open Education 関係のブログは移動中に書いてゆくつもりです。