yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『剣』の国分次郎が三浦春馬さんに被ってしまう!

私がなぜ三浦春馬さんに拘ってしまうのか、その理由が自分でもわからなかった。でも三島由紀夫原作、市川雷蔵主演の映画『剣』を見て、その一旦が解けたように感じた。 あくまでも推測の域を出ないけれど、国分次郎の生き様、価値観、理想が春馬さんのそれと…

雷蔵が受肉化した(三島由紀夫短編)「剣」の「国分次郎」@神戸国際松竹1 月30日

三島の原作ということで、ずっと以前に見た作品。国分次郎の痛ましい最期ばかりが思い出されるので、今日も迷いつつ出かけた。結局耐えることができず、終演10 分前に退出してしまった。猛省。この映画もDVDを入手して再見することにしている。最近、この手…

市川雷蔵の冨樫 in 武智鉄二演出『勧進帳』@日生劇場 1964年1月

配役・スタッフは以下(by 「歌舞伎データベース」)。 配役 武蔵坊弁慶 = 坂東鶴之助(4代目) 源判官義経 = 市川猿之助(3代目) 富樫左衛門 = 市川雷蔵(8代目) 亀井六郎 = 市川団子(4代目) 片岡八郎 = 中村太郎(2代目) 駿河次郎 = 澤村六郎(2代目) 常陸坊海尊…

『薄桜記』における市川雷蔵の「武士(もののふ)」像造型@神戸国際松竹1月23日

「市川雷蔵祭 雷蔵没後50年」で見た『薄桜記』(大映 1959)。映像美にやられてしまった。 雷蔵作品は三島由紀夫原作作品の『炎上』、『剣』、それに確か『眠狂四郎』シリーズの一つを観ただけ。『剣』での演技の壮絶さに、この稀代の剣戟俳優(?)の本質が…

新春を寿ぐ華やかな『義経千本桜』中の「道行初音旅」in 「令和三年初春文楽公演」@国立文楽劇場 1月18日

チラシの表と演者一覧をアップしておく。 今回「道行初音旅」の演者は名実ともに「若手」当代トップを揃えている。太夫では静御前を呂勢太夫、狐忠信を織太夫、三味線は清治、誠志郎、そして人形は静御前を一輔、狐忠信を玉助。(もはや「若手」とは呼べない…

「筋トレ」が日課に

ジムへ通うのは絶対に続かない自信?があった。それでも3ヶ月前に筋力が衰えているのに、さらに体重も増えていることに愕然とした。何とかしなくてはと焦り始めた。ジムにも登録しようかと考えて、近場をチェックしたりした。 ちょうどその頃、YouTubeでな…

パリ・オペラ座バレエ・シネマ 『眠れる森の美女』 (2013年収録作)@神戸国際松竹 1月16日

2013年公演の収録。おそらく近年稀に見る完成度の高さゆえに代表舞台としてアーカイブ化されたのだろう。レベルの高さは凄まじいの一言。さすが世界最高峰のパリ・オペラ座!2013年といえばミルピエが抜ける前のパリ・オペラ座。この舞台の振付監督が彼だっ…

2月の観劇予定

能の観劇は、日の若い順から「林定期能」、「大江定期能」、「和魂Ⅶ『風』と『色』」、「片山定期能」、「同明会能」、そして「京都観世会2月例会」の6公演を予定している。「林定期能」は百周年記念公演、「片山定期能」は片山幽雪師の七回忌の能と記念能…

観世清和師シテの『葛城』in「京都観世会1月例会」@京都観世会館 1月10日

この日の演者は以下。 シテ 葛城山の女 観世清和 葛城明神 ワキ 旅の山伏 福王茂十郎 ツレ 山伏 是川正彦 山伏 中村宜成 アイ 里人 松本 薫 小鼓 大倉源次郎 大鼓 河村 大 太鼓 前川光長 笛 杉 市和 後見 林宗一郎 杉浦豊彦 地謡 河村和晃 大江泰正 深野貴彦…

謡本百冊を入手!

それもメルカリで。おそらくは故人の遺品整理をされていた方の出品だと思う。たまたまスキムしていた折に発見。これも何かの縁と感じて注文。実際にこの数の謡本が一挙に届いた折には、ただただ感激した。 主要な謡曲を網羅しているわけではないけれど、恐ら…

新年の神社参拝

年の初めにあたり、日頃から祈念の想いを託している神社二社に参拝してきた。いずれも近場。 元旦は伊勢神宮末社の皇太神社に参拝。皇太神社についてのWiki 解説は以下。 皇太神社は兵庫県宝塚市にある神社である。皇大神社同様、伊勢神宮を総本社とする。表…

大江又三郎師シテの古式ゆかしい能『鶴亀』in「京都観世会1月例会」@京都観世会館 1月10日

一つ前の記事に引用した「銕仙会」能楽事典の『翁』に以下のような解説があった。 この(『翁』の)直後に引き続いて能が演じられる場合、囃子方や地謡は舞台に残り、そのまま能を始めます。この形式を「翁附(おきなつき)」といい、きわめて祝言性の高い、…

片山九郎右衛門師がシテの能『翁』in「京都観世会1月例会」@京都観世会館 1月10日

昨年の1月例会の『翁』は観世流宗家の観世清和師が翁、千載は大江広祐師、三番三は茂山茂師のお三方。小鼓の頭取は大倉源次郎師、大鼓、石井保彦師、笛、森田保美師、太鼓、前川光範師だった。このブログ記事にしている。 さて本年の『翁」、まず演者一覧を…

あの小室「論文」が準優勝?どんな皇室忖度が働いたのやら?

小室の論文が準優勝したと『女性自身』の記事がyahooニュースに上がっていた。曰く「小室圭さん コンペ準優勝の論文で力説「信頼の喪失は致命的」。 新しい論文を書いたわけではなく、私がここの記事で解説した論文のようである。そもそも掲載した雑誌にも皇…