yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「集杉会春季大会 杉浦元三郎七回忌追善」@京都観世会館 7月28日

元は4月29日開催予定だった公演の延期公演。このところ立て続けに延期された社中会と正規公演が公開されているけれど、これもその一環である。 社中会は、できうる限りすべて見ようと決意している。というのも、コロナの影響で京都観世会例会、片山定期能は…

「喜謡会 合同大会」(観世喜正師社中会)@京都観世会館 7月23日

東京の「観世流九皐会」を主催される観世喜正師の社中会。東京他の社中のお弟子さんたちが集結した会である。私は九皐会のホームグランドである矢来能楽堂にも行ったことがないので、興味津々で出かけた。以下に「九皐会」の解説をWikiから借用させていただ…

三浦春馬さんには『Toxic Parents』(「毒親」Bantam Books,1989/8/1)を読んで欲しかった!

彼の訃報を聞いたとき、心に引っかかるものがあった。その理由が家族、とくに母親との関係にあるのではないかと直感した。今日電車の車中で、それを思わせるネット記事を読み、その可能性があることを知った。もちろん春馬さんご本人は亡くなっているので、…

味方玄師の『胡蝶』が魅惑的だった!in 「片山定期能7月公演」@京都観世会館 7月19日

以下が当日の演者一覧と概要。 前シテ 里女 味方玄 後シテ 胡蝶の精 味方玄 ワキ 旅僧 福王知登 ワキツレ 従僧 中村宣成 ワキツレ 従僧 是川正彦 アイ 一条辺りの者 網谷正美 笛 杉信太朗 小鼓 曽和鼓堂 大鼓 谷口正壽 太鼓 前川光範 後見 小林慶三 片山伸吾…

来月(8月)の観劇予定

うれしいことに、京都観世会館での能公演が多くなっている。過去に中止、休止になった公演の「復活」公演である。今日は「片山定期能」の代替公演をみてきた。すばらしかった!後の記事にするつもりである。 ただ、京都観世会例会は申込者の抽選となっていて…

三浦春馬さんの訃報は、本当につらい

衝撃だった。まだ30歳ですよ! この方を見たのはたった一度、『ゲキ×シネ』連作の一つ、『ZIPANG PUNK〜五右衛門ロックIII』中で、これは2013年の「劇団☆新感線」舞台のシネマ版(@東劇2015年12月26日)だった。他の「有名」役者を圧倒して、三浦春馬さんの…

三度めの歌舞伎版『東海道中膝栗毛』シネマ歌舞伎 @神戸国際松竹 7月11日

「奇想天外!お伊勢参りなのにラスベガス!?」が副題のこの作品、2016年8月に歌舞伎座で観て以来、すっかりファンになった。CM写真が以下。それにしてもたった4年前なのに、幸四郎、猿之助共に若い! シネマ歌舞伎になったのも観ている。その歌舞伎座公演の…

『さまよえるオランダ人』METライブビューイング@神戸国際松竹 7月13日

久しぶりのMETライブビューイング。つい先週の『アグリッピーナ』を見逃しているので、これはなんとしても見たかった。MET公演も無期限?中止を余儀なくされているようで、これは本来予定されていた3月14日のものでなく3月10日収録分だとか。 8月以降、日本…

羽生結弦選手の『春よ、来い』と『花は咲く』が甦って来た!

自衛隊歌姫 鶫真衣さんの歌を聴いていると、胸にこみ上げてくるものがあった。羽生選手が舞われた『春よ、来い』と『花は咲く』が甦って来た。YouTubeにアップされている『春よ、来い』動画を(いつまでかわからないけれど)リンクしておく。 羽生結弦 GP He…

自衛隊歌姫 鶫真衣さんの『春よ来い』『Believe』『花は咲く』

心が洗われるような清らかな歌声。まさに「天使の歌声」。とても美しい方である、歌姫の鶫真衣さんには、たまたま行き合わせたYouTubeサイトで出会った。昨年3月に登録されたもの。衒ったところのない素直な歌唱であり、歌手自身の素直さ、美しさがダイレク…

祝「羽生結弦選手が初代最優秀選手賞に輝く」!

初めてのISUアワード。 極めて妥当な受賞ではあるけれど、跳び上がらんばかりにうれしい。こういうアワード選考には政治的な横槍が入ったりするのがよくあること。だからそれをはねのけても、羽生結弦選手の成績、功績が図抜けていたということ。誰も異論を…

矛盾に記者の本音が見える記事「紀子さま、眞子さま結婚への反対は女性宮家のため時間稼ぎか」(『NEWポスト・セブン』7/11(土) 16:05配信)

Yahoo Newsの上の方に出てきていて、いやでも目につく。配信元に「セブン」が付くことからわかるように、雅子さまバッシングを率先してやってきた『女性セブン』の姉妹誌。私はそれらのおぞましいバッシング記事を現実時間で (simultaneously) 読んではいな…

二つの記事「愛子さま、10年間蚕のお世話」と「皇后陛下、初の養蚕を終えられる」を読んで改めて思うこと—「敬宮愛子さまが次の天皇陛下」はヤマト王権の精神に沿っている

二つの衝撃的、かつ悦ばしいネット記事 最初のもの。 もう一点の方。 愛子さまのお蚕写真 明治に再開した皇室の養蚕 前皇后の意地悪 愛子さまがお母さまを支えてこられた 養蚕も女性原理を表象するもの 「女性・女系天皇」はヤマト王権、ヤマトの精神への先…

唯識と般若心経と三島由紀夫

亡き父母の菩提を弔うのに、親不孝の権化のような私が「般若心経」を唱え始めたのだけれど、「般若心経」の哲学というか思想に衝撃を受けた。ネットの葬儀社(!)のサイトに和訳が載っているので、リンクさせていただく。 www.e-sogi.com なんと、観自在菩…

さすがに巧者の舞–−青木道喜師シテの『班女』の舞「京都観世会六月例会」@京都観世会館 6月28日

今回の青木道喜師シテの『班女』はアイ(狂言方)のでる冒頭部がカットされていた。コロナ禍の影響で上演時間の短縮を余儀無くされていたからで、苦肉の策にせよ、狂言方を始め、他の演者の方々も口惜しい思いをされたことだろう。とはいえ、観客のほとんど…

日本人心性の基層がどこにあるかを示しているのが大嘗祭であり、秋篠宮の「身の丈発言」は見苦しいのひとこと

新天皇が即位するときに行われる大嘗祭とは何なのか?天皇とはなにものなのか、日本人にとって天皇という存在はどういう存在なのか。大嘗祭にその手がかりがあるのではないか。昨年11月14日の大嘗祭に当たって、多くの日本人はそう考えたと思う。 『大嘗祭』…

「(ヤマトの伝統に於ける)天皇存在には「女性原理」色が濃厚」、だから「敬宮愛子さまが次の天皇陛下」は伝統に則っている

「女性原理濃厚な天皇存在」とは工藤隆著『大嘗祭』(中公新書、2017)の付章(最終章)の項目の一つである。ちなみにこの最終章の項目一覧を挙げておく。その中でも核心部がこの⑥項である。 ① 民主憲法と大嘗祭 ② サカツコの復活が求められる ③ 偏った「古…

『最新調査でわかった日本の古代史 変わる歴史の定説』(宝島社、2019)で明らかにされた「万世一系」論の破綻

古代史は実に面白い、そして奥深い!この書は手引書の類だけれど、非常によくまとまっていた。駒澤大学の瀧音能之教授監修によるもので、古代史研究の新しい動向が、ざっとおさらいされている。 冒頭が「新元号『令和』の由来『梅花の宴』の地を探る」という…

「敬宮愛子様が天皇に即位されることこそ、ヤマト文化の伝統に即したもの」 工藤隆著『大嘗祭—−天皇制と日本文化の源流』(中公新書、2017)を読んで

「天皇=男・女系並存」はヤマト文化 であるのに対し、「天皇=男系男子」は唐輸入の外来文化 であることを古代史専門家の立場から立証した好著である。これは古代史研究の立場からの精緻な大嘗祭研究であり、同時にそれを入り口として、女性・女系天皇の正…

「香港の金融センターを日本に」!(by 高橋ダンさん)

香港で「香港国家安全維持法」(国安法)が可決された。中国が香港に対して新しい国家安全法を導入したのだ。BBCの記事は以下。 弁護士や法律の専門家たちは、中国による「香港国家安全維持法」(国安法)は香港の法制度を根本的に変えるだろうと指摘してい…

「小室圭の美化」?笑わせないでくださいよ、『女性自身』さん、ありえない!

「小室圭さんを美化しないで!」称賛報道に宮内庁が極秘要請」という『女性自身』の意味不明記事。ただ、これ曲者。キコ婢と前皇后結託の陰謀が見え隠れするから。この記事、Yahoo掲載の『女性自身』隠れ小池知事支持記事のすぐ下にあったもの。 小室某の「…