yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

近所の開花前の桜

去年よりも若干開花が早くなるらしい。そういえば去年の今頃はここまで開花していなかったような。微妙に開花状況は違っているけれど、この時期、去年よりは三、四部咲きの桜が多い。去年11月に近所の紅葉の写真をブログにアップしたので、同じ場所の桜を撮…

クルーズ船(シーボーン・サジャーン号)見学−−別世界体験@神戸ポートアイランド

おそらくほとんどの日本人にとって、超豪華クルーズ客船で世界一周するなんて、夢のまた夢だろう。クイーンエリザベス号が横浜港に入港するたびにニュースになるっていうことからして、日本人とクルーズとがいかにかけ離れたことかが窺える。クルーズ船で旅…

トランプ氏創設の「トランプ大学」の詐欺疑惑(産経新聞 3月20日(日)

yahooニュースで配信された産経の記事。タイトルは「トランプ氏“詐欺”疑惑『トランプ大学』」で副題が「不動産王が投資指南宣伝もただの自慢話」となっていて、笑った。先日、ここにアップした記事で、トランプ氏に言及したばかりだったので、あまりにもタイ…

三品和広著『モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法―センサーネット構想 』(東洋経済社、2016年3月刊)

まさに出たばかりの本。副題が「日米再逆転の戦略」となっている。ぱらっと中身を見ただけで、面白いとわかったので即購入。そのまま喫茶店に入って読み終わった。面白かった。三品氏については全く知らなかった。経営、経済が専門ではないので、当然なんだ…

山本周五郎人情時代劇 BSジャパン『めをと蝶』

山本周五郎シリーズ全12話の最終回らしい。たまたま見たBS。思わず見入ってしまった。俳優が(おそらく)有名タレントではなさそうなのがいい。全員、有名タレントなんて目じゃないほどの演技派だった。特に主演の小野ゆり子とその夫、上村良平役の山崎樹範…

「世阿弥の<花>」の在処——能とスケーティング——

「能を通して羽生結弦さんの『SEIMEI』を分析する」という挑戦をしようとしている。能はほとんど見てきていないし、スケーティングと比較するなんて、無謀にも見えるかもしれない。日本の学界だったら一蹴されるだろう。海外での「学際的(interdisciplinary…

「歴史を彩るヴァイオリニストたち」BS朝日再放送

3月6日に放映されたものの再放送。最近この番組を見ていなかったので、たまたま見れてラッキーだった。佐渡さんの時はほぼ見ていたのに。昨年の10月、佐渡さんを引き継がれた五嶋龍さんが司会するのを見て、佐渡さんとは違った切り口なのが、面白いと思った…

どうなるアメリカ大統領選

四年に一度の大イベント。四年前にもこのブログに書いている。の時はすでに日本に帰国していたので、まるで他人事(あちらにいても外国人なのでそうなんだけど)のように、というか不謹慎にも「面白がって」高みの見物の気分だった。2000年の選挙の時は向こ…

四月歌舞伎観劇予定

明治座の「四月花形歌舞伎」を観る。菊之助、勘九郎、七之助の競演!これ、すごい。この組み合わせを見逃す手はない。今までなかった?昼の部が「葛の葉」、「女殺油地獄」、夜の部が「浮かれ心中」とくれば、見る前からワクワク感が高まる。勘九郎、七之助…

来月(4月)の観劇予定、大衆演劇?

梅田呉服座にかかる「劇団昴星」と箕面にかかる「恋川純劇団」を何回かは観る予定。いずれも、まっとうな劇団。何年も観てきてるので保証できる。私の折り紙つき(あんまり当てにはならないと「外野席」が)。「劇団昴星」は伍代孝雄劇団のみずほさんが立ち…

国枝史郎著『神州纐纈城』(『昭和国民文学全集』第10巻)の怪奇世界

誘惑に負けて読んでしまった。三島由紀夫が高く評価しただけのことはあった。なによりもその文体がすばらしい。吉川英治の『江戸三国志』はその文体に慣れるのに時間がかかったけど、こちらはすんなりと馴染めた。劇作家としてスタートとしたという彼の経歴…

「『當麻』から『死者の書』へ」in 『演劇とは何か』(渡邊守章著、講談社学術文庫)

フランス演劇のひとであるとともに、能にも造詣の深い渡邊守章氏ならではの論考集。いろいろなところに寄稿したものを集めたもので、フランス演劇の演出家でもある彼が単なる研究者でないことがよく分かる。三島由紀夫の『サド侯爵夫人』を演出され、フラン…

羽生結弦さんの「SEIMEI」と能の舞

6月にシカゴである学会の発表に『陰陽師』を「使う」つもりでいる。プロポーザルの提出が今月末でなので、まずそれを済ませてから、発表原稿のみならずジャーナル投稿用のペーパーも仕上げるつもりにしている。もちろん羽生結弦さんの「SEIMEI」に触発された…

ライル・ケスラー作『オーファンズ』@神戸オリエンタル劇場2月27日夜の部

先日の「team GUYS」による『ハイ・ライフ』に続いての翻訳劇の観劇。いずれもが北米脚本家の原作である点、また男性ばかりで演じられる点で似ていた。『ハイ・ライフ』の方は「これぞ演劇!」と思わせられ、今でもそのシーンが蘇ってくるほど素晴らしかった…