yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『三人吉三』小泉たつみ座長誕生日公演@浪速クラブ2014年5月27日夜の部

「たつみ演劇BOX」を率いる小泉たつみ座長の三十三歳の誕生日公演だった。座長の誕生日公演ということで、ものすごい混雑が予想されたので行くつもりはなかったのだが、最近になって演目が『三人吉三』と知り、どうしてもみたくなった。当日並ぶしかないだろ…

『静岡土産』たつみ演劇BOX @浪速クラブ 5月29日夜の部

<お芝居『静岡土産』> 以前に一度観たお芝居。喜劇だったのは覚えていたけど、今日のはオカシサ三割増し。27日のお誕生日公演以来、声が出なくなっているたつみ座長。それでも無理をしてのごり押し発声。その上、生来のサービス精神で、当意即妙のアドリブ…

神戸市立医療センター中央市民病院

以前の中央市民病院がこういう名称になっていた。しかも最新鋭の設備を備えたウルトラモダンな建物。すべてがコンピューターによる管理体制になっていた!NYのアメリカン・バレエ・シアター(ABT) の『ドン・キホーテ』を観ている最中に左手に鈍い痺れ感があ…

暗黒舞踏(BUTOH) のビデオ展示 @ニューヨーク近代美術館 MoMA 5月17日

土曜日なのでそれなりにこちらも混んでいることは予想されたMoMAに出かけた。10時半の開館前に行ったのに、すでに長蛇の列。なんと100人を超えていた。入館してからも延々と待たされた。以下がその写真。ぴんぼけですけど。 エレベーター前で衝撃的な映像に…

もはや以前のNYの面影なし

それにしてもNYはもはや私が知っているそれではない。なんという変貌ぶり。とくに42丁目のタイムズ・スクエアから53丁目あたりまで。2001年、あの地獄のような同時多発テロ、「9・11」の数ヶ月後、傷跡がまだ生々しかったNYのこの辺りにきたことが最後だった…

ヴィレッジ散策2

以下の写真はビレッジの区画。それも住宅街を撮ったもの。あのタイムズスクエアの雑踏と喧噪が嘘のように閑静。フィラデルフィアにも閑静な住宅街がセンターシティ(ダウンタウン)のにぎやかな通りから数ブロック入ったところにあるのだけど、それとそっく…

バレエ 『ドン・キホーテ』Don Quixote by ABT(アメリカン・バレエ・シアター)@メトロポリタン歌劇場5月16日

以下プログラムから。 <主要なキャスト> Don Quixote Victor Barbee Sancho Panza Kenneth Easter Kitri Paloma Herrera Basilio Ivan Vasiliev Espada, a famous madador James Whiteside Choreography by: Marius Petipa & Alexander Gorsky Staged by: …

C先生とご飯

博論のコミッティの一人だった先生と昨晩はディナーをご一緒した。去年9月にフィラデルフィアに来たときも彼女と彼女の旦那さまのフランクとご飯をしたのだけど、昨日は彼に用事があり、彼女だけ。彼女の専門は古典文学なので私の論文のテーマだった三島由紀…

NYのアパート・ホテル

フィラデルフィアからのアムトラックが着いた34丁目のペンステーションから地下鉄のAトレインに乗って(急行なので12分程度だった。早!)、145丁目駅のすぐ傍のアパート前に着いたのが1時半。よくある3階建の建物だった。ただしゲートのカギがかかっていて…

ニューヨークへ舞い戻る

今アムトラックの車中。ただしネットは使えないので、あとでホテルからアップする。ニューヨークへ行くのにアムトラックを使うなんて贅沢は久しぶり。たいていはバスかSEPTAとニュージャージィトランジットを乗り継いで行っていたから。それだと約半分で行け…

『節分の一夜』都若丸劇団@岐阜葵劇場 5月14日昼の部

ラッキーなことに、初めてみるお芝居だった。若丸劇団は同じ芝居でも演出方法等、その都度変えるので、何度観ても新鮮なのだけど、やっぱり初めて観るものは「いったいどんなお芝居なの?」というワクワク感が違う。 第一場 大店の店先 手代(剛)が店のお嬢…

キャッチアップ

昼食を去年からペンシルベニア大日本語プログラムのディレクターになったTさんと一緒した。彼女のオフィスで落ち合って話をしていたら、いきなり「E先生!」とドアのところから呼ぶ声。私が院生の2年目にTAをした日本語のクラスの学生だった。R君という韓国…

夕食会

博士論文の指導教授だった先生が同僚の先生、それに今の院生たちに呼びかけてくれたようで、総勢9人もの集まりになった。ペン大の近所の最近できたばかりの中華レストランで、そのオシャレさに驚いた。私の行きつけていた「北京」(大学城)とは雲泥の差。去…

ヴィレッジ散策 5月11日

今日は2時からのマチネでHarvey FiersteinのCASA VALENTINAを観に行こうかと考えていた。昨日演劇とオペラのはしごをし、帰宅が12時をかなりまわったこともあり、疲労の極致。先もあることだと断念。明日12日から15日の午前中まではフィラデルフィアに滞在。…

オルガ・ペレチャッコに再会! オペラI Puritani (清教徒)@メトロポリタン歌劇場 MET 5月10日

METのサイトでオペラの筋のみを読んで出かけた。席は三階席の最後列。この区画でいちばん安いところ。それでも92ドルした。でも良い席。オケピットも歌手もとてもよく見えた。昨日の立ち見も良く見える良席だったので、box officeのお兄さんに感謝。前日の『…

Act One @ Vivian Beaumont Theater (at Lincoln Center) 5月11日マチネ

貧しいユダヤ系移民の家庭に生まれた男の子が劇作家として成功するまでを描いた(私にとっては)きわめて興味深い芝居。Moss Hartという劇作家の自伝の演劇化のよう。恥ずかしながら、初めて知った名前。主人公のMoss Hartを例の(NHKのBSでも放映された)Mon…

オペラ 『Madame Butterfly (蝶々夫人) 』@ メトロポリタン歌劇場、NY 5月9日

感動の嵐!7時30分始まりで終わったのが10時50分。幕がしまったその上にCG画面でタイトルの『蝶々夫人』が美しい文字で浮き上がってきた。カーテンコールはごくあっさりとしていた。感動して泣いてしまった。目が赤くなったので恥ずかしかったけど、きっと…

ニューヨーク点描

リンカーン・センターから42丁目あたりまでの写真。今日は小雨が降っていたので、クリアな写真でなくてご容赦。59th/Broadwayあたり52/Broadway周辺と49thにかけての劇場街 すぐ上の写真3枚は当日ディスカウント券の売り場。これをみるとやめた方が良いこと…

メトロポリタン・オペラのチケット確保

今朝(といっても昼前)に66th/Broadwayのリンカーン・センター(Lincoln Center)に出向き、今晩の『Madame Butterfly』と明日の『I Puritani』のチケットをMETのbox officeで確保した。『Madame Butterfly』、普通席はソルドアウトで、立見席。仕方ないで…

ニューヨーク着

昨日午後5時過ぎにホテルに着いたのに、結局METの『コシファントッテ』 には行かずじまい。でも疲れていたので正解かも。昨日のフライトはいつになく疲労困憊した。ネットでチケットを予約していなかったので、ホテルについてからサイトでみたら、当日券は直…

成田空港にて

伊丹発8時10分のフライトで成田に9時過ぎについた。それから延々と午後3時10分のNY往きのフライト待ち。仕方がないので今DELTAのラウンジで待機中。初めて使ったのだけど、なかなか快適。マックが使えるので、今これはマックで打っている。雑誌、新聞も読め…

関容子著『歌右衛門合せ鏡』(文芸春秋社、2002年)

六世歌右衛門へのオマージュである。おそらく色々なところへ寄稿していた記事をまとめたものだと思われる。だからちょっとバラバラな印象はあるのだけど、それらを貫いているのは六世歌右衛門への愛と尊敬だろう。冒頭は歌右衛門が亡くなった直後の話なので…

守屋毅著『近世芸能興行史の研究』を入手

今日は以前の勤務先の同僚だった方と神戸の「ラ・スイート神戸ハーバーランド」でランチをした。フレンチは2年ぶり。食べログの評価が高いお店で、なかなか予約が取れないと聞いていたのだけど、ラッキーだった。評価通り、とてもレベルの高いフレンチだった…

守屋毅著『近世芸能興行史の研究』(弘文堂、1985)

サントリー学芸賞(1986年文学・芸術部門)を受賞した守屋毅氏(1943-1991)の著作。そのとき学芸賞の選考をした谷村 晃氏(大阪大学教授)の評が以下。 <略> 芸能史の研究と言うととかく特定の芸能の形態、特色、由来等についての微に入り、細をうがった…