yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『夢市男伊達競』(ゆめのいちおとこだてくらべ)@国立劇場 1月26日(日)

副題に「西行が猫、頼豪が鼠」。代々ケレンで馴らした音羽屋の面目躍如たるものがあった。菊之助、辰之助(現四代目松緑)の競演で、音羽屋の看板を背負った公演をみごとに成功させて、「あっぱれ!」というほかなかった。以下、チラシから三画像を拝借して…

二代目 市川猿翁
四代目 市川猿之助 襲名披露
九代目 市川中車 壽 初春大歌舞伎@松竹座 1月10日昼の部

この日は毎年恒例の「宝恵駕行列」の日で、猿之助、中車が駕篭にのって今宮戎神社までお練りをした後、松竹座玄関前に到着したところに折よく行きあわせた。で、お二人が挨拶をするのをすぐ間近でみることができた。初春に相応しいめでたさ、そして賑々しさ…

オペラ『カルメン』より「ハバネラ」in 「題名のない音楽会」1月6日

たまたまつけたテレビで「題名のない音楽会」を放映中だった。佐渡裕さんが去年11月にイタリアのトリノ王立歌劇場で『カルメン』を指揮したことを知った。以下番組のプログラム。 (プログラム) 1)ルイジ・モルフィーノ 「Sacrum Convivium」 合唱:トリ…

テレサ・デ・ローレティス(Teresa de Lauretis)著Practice of Love (1994) ロンドン大学出版局

このタイトル、どう訳していいのか分らないのでそのままにしている。私が拠っている精神分析批評家、特にフィルム理論、演劇理論の専門家の一人である。他にも何人かラカン派で論文の援用によく使わせてもらっている批評家が何人かいるが、この人が一番しっ…

フジテレビ『鬼平犯科帳スペシャル 泥鰌の和助始末』@1月4日

昨年末に知って以来、楽しみにしていた。ただ、この「泥鰌の和助」は第一シリーズにも入っていたもので、その時和助を演じたのは財津一郎だった。財津一郎はこれ以外にも第三シリーズに他の役柄で入っている。今回の新シリーズで和助を演じた石橋蓮司は、第…