yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「四月花形歌舞伎」はきっとスゴイ!

そう確信できるのは、出し物とその役者たちの面々である。出し物は『仮名手本忠臣蔵』!演者の面々は松竹サイトで確認できる。染五郎、亀治郎、菊之助、松緑、獅童、右近、猿弥、そして福助なんていう、よだれの出そうな面々である。若手がほとんどで、これ…

バレエ来日公演 5月ー6月

この1月にミハイロフスキーバレエ団(レニングラード国立バレエ)とボリショイバレエ公演を観て以来、バレエの魅力にとりつかれている。というわけで兵庫県立芸術文化センター、5月3日のウィーン国立バレエ団の『こうもり』はその直後にチケットを入手し…

“Before the Poison” by Peter Robinson

プラハ国際空港でフランクフルト行きの飛行機を待っている間、あまったコルナを使い切るため書店でこの本を買った。カバーに2010年犯罪小説ジャンルで賞を獲得したとあった。待ち時間に読もうと考えたのだが、このときもまたフランクフルトででもバタバタし…

チェコ人の合理性

今プラハ国際空港でフランクフルト行きの飛行機を待っているところ。マックPCのケーブルをチェックインした荷物に入れてしまっているので、電池がもつまでしか使えない。このチェックイン時にも感心したのはチェコ人の合理性だった。人口が1000万人という少…

フランツ・カフカミュージアム探訪

予定の合間を縫ってでの訪問だった。大して期待しないで訪ねたのだが、もっとゆっくりとみたいと残念だった。博物館というより、カフカを愛してやまないチェコの文人が創ったカフカの文学と生涯の再現館といったところだった。小さな狭い場所にカフカ関係の…

オペラ『カルメン』@プラハ国立劇場 3月19日

せっかく記事を書いたのに、編集しようとして前のものを消してしまった。こういうことを何度もやっているので、まずMSWordに打ち込んでからにしているのに、つい焦って「はてなサイト」にいきなり書きこんだ結果がこれである。『カルメン』は国立オペラ劇場…

ニコライ二世の悲劇を描いたバレエ『眠れる森の美女』「皇帝最後の娘」@プラハ国立歌劇場 3月20日

Sleeping Beautyとなっていたので、てっきり例の童話だと思っていたら、実際は副題の方、"The Czar’s Last Daughter"が大きな意味を持っていた。Yuri Vámosという振付師により、このおなじみの童話の新解釈が示されたのだというのだ。それもロシア帝国最後の…

ストラホフ修道院には少々失望

11時から国立オペラ劇場で『眠れる森の美女』をみたあと、そのまま昨日からの宿題、ストラホフ修道院を訪ねてきた。修道院そのものではなく、こちらの図書室がすばらしいとのことだったので、あのエーコの『薔薇の名前』の映画に出てくる薄暗い、カビ臭い、…

ユダヤ人街と修道院

昨日は夜に国立劇場で『カルメン』を見る予定にしていたので、昼間は観光につかうことにした。例によってめまいが心配だったけれど、なんとかもちこたえられた。『カルメン』の観劇記は次の記事にする予定。ユダヤ人街は予想通りというべきか世界中からのユ…

オペラ「ルサルカ」"RUSALKA" @プラハ国立歌劇場、3月18日

朝元気よくホテルを出たのはいいけれど、途中でめまいが始まりなかなか収まらない。仕方がないので途中のカフェで少し休んでから、ホテルに引き返した。少し仮眠をとってインターネットで夜のオペラを確認したところなんと!午後2時にも同じ演目の公演がある…

学会終了

今日が三日目の最終日。朝9時から6時までの長丁場。疲れた!一昨日の初日のみが午後2時から5時までで、昨日も今日も律儀に朝9時からはじまって5時過ぎに終わった。普通の学会なら専門の関係分野、たとえば『比較文学」とか「シェイクスピア」というよ…

映画『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(The Ides of March)

機内で見た映画。日本では未公開のようだが、すでに日本語の公式サイトもある。ちょうど大統領予備選のスーパー・チューズデー が先ほど終わったばかり、機内で読んだWall Street Journal によれば共和党候補はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とサ…

プラハ着

去年のプラハは荷物が空港に届いていなくて、大変な思いをした。その苦い経験があるので、当座必要なものは手荷物に入れておいた(それでもMacAirのコードを入れるのを忘れていて、トランジットの待ち合いでPCが使えなかったのは残念だった)。今回、荷物は…

『殺陣師段平』剣戟はる駒座@朝日劇場3月10日夜の部

この日は津川竜座長の誕生日公演でした。昼の部が長引いて、始まりは10分伸び、5時10分からでした。お芝居だけで約2時間に及んだのですが、待った甲斐があったすばらしい舞台でした。大衆演劇版が段平の素朴さ、一徹さに焦点を合わせ、「大衆演劇の観客に分…

中村雀右衛門丈を悼む

中村雀右衛門がこの2月に亡くなった。享年91歳。六世歌右衛門亡き後、歌舞伎界の女方最重鎮として後輩の指導はもちろんのこと、実際の舞台にも立っていた。私は1992年からアメリカの大学院に入った1997年までの間、毎月(東京まで出かけて)歌舞伎座、国立…

NHK にっぽんの芸能 芸能百花繚乱 歌舞伎「沓手鳥孤城落月」

再放送を観た。以下NHKのサイトからの引用。 3月第1週目は、平成23年9月の秀山祭大歌舞伎から「沓手鳥孤城落月(ホトトギス・コジョウノ・ラクゲツ)」を放送する。坪内逍遥(1859〜1935)の作によるもので、淀の方を中心に、追い詰められた豊…