yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ポスト・インダストリアル・ソサエティ」と「江戸文化」

昨日のブログで北尾吉孝さんの「ポスト・インダストリアル・ソサエティ」についての見解を紹介したが、池田信夫さんもこれをとりあげ、「ポスト工業化時代は江戸時代?』というタイトル記事の中で言及されていた。奇抜なタイトルだが、内容は非常にホットな…

プラハのホテル

去年は楽(ずぼら)をして、楽天トラベルで航空券とホテルが一緒になったものを使ったのだが、今回はHIS で航空券をとった。で、ホテルだけ楽天でとろうと思いサイトに入ったら、1ヶ月前にチェックした折よりも4−5割程度値上げしていた。たしかに円安傾向…

英国でアメリカの大学への進学が増えている

とんとご無沙汰していたTwitter、昨日電車の中で久々にみると、興味深いニュースがいくつもあった。その一つが昨日の “BBC Radio 4 Today”のもので、「英国の高校生がアメリカの大学への進学を奨励されている」というものだった。 で、“Why UK students are …

「エルピーダ経営破綻」にみる日本の製造業の落日

昨日のTwitter でも一番目にとまったものだったが、マスコミでも大きなニュースになっている。エルピーダが設立された1999年当時私はアメリカにいたので、これはてっきり台湾メーカーだと思い込んでいた。この破綻のニュースがあって初めて日本企業だと知っ…

『冬ぼたん』劇団美山@池田呉服座2月24日夜の部

お芝居『冬ぼたん』 大衆演劇舞踊曲の定番、「冬牡丹」を下敷きにした(?)お芝居でした。この日はまったくEvernote に内容を打ち込まなかったのでうろ覚えですが、筋は以下です。 芸者(ミカ)に惚れ込んだ男たち3人が彼女の身請けを争っている。土地の親…

NHKおはよう日本:けさのクローズアップ2月21日(火)「変わり始めた“就活”」

この最後の1分ほどを聴いたのだが、他は聞きのがしたので、検索をかけてみた。NHK のサイトに以下のような紹介文が載っていた。 リクルートスーツに身を包み、試験対策本を読み、面接対策講座を受けた学生が企業の面接官の質問に答える…。こうしたマニュア…

オフ・オフ・ブロードウェイでの『沓掛時次郎』上演

どういうグループがこれを演じているのかネットで検索をかけた。映画になったのは知っていたが、歌舞伎にもなっていた。そして一番驚いたのが去年11月10日から27日にかけてニューヨークのオフ・オフ・ブロードウェイでこれが上演されたという情報だった!劇…

『相撲甚句』劇団美山2月15日昼@池田呉服座

お芝居は『相撲甚句』で、先日口上の際、座長自ら紹介されたように『一本刀土俵入り』の変形バージョンでした。こういうチャレンジはとても面白い。すでに大衆演劇界では定着したバージョンになっているのでしょうか。それとも里美劇団独自のアレンジだった…

プラハでの芸術三昧

プラハからの帰りにウィーンに寄ろうと考え、サイトで催し物を調べたら、めぼしいものが少なかった。だからずっとプラハにいることにした。去年いわゆる観光地はそこそこみたけれど(このブログにも載せている)、コンサートにもオペラにも行かなかった。3月…

プラハ行きの航空券をやっと取った

なぜかメンタルブロックがかかって、出発まで一ヶ月をきったというのに航空券の手配をしていなかった。去年はネットの楽天トラベルでとったので、今回もそうしようかと考えたが、ここは領収書を発行しない。海外での学会発表には勤務先から一定の旅費が出る…

「親を裁く奉行」劇団美山@池田呉服座2月12日(日)夜の部

内容は以下です。 妻おまき(ミカ)を旅のヤクザ者権二(祐樹)に寝取られた新造(座長)。二人を追って旅に出るが、旅先で権二の策略にかかって旅の商人を殺めた濡衣をきせられ、島送りになる。20年ばかりの島暮らしの末、島抜けをした新造は、とある旅籠に…

『激愛』?「劇団美山」@池田呉服座2月10日(金)夜の部 

この日はダブルの大入りだったのですが、ぜんざいが振る舞われました。それも座長のお母さま自らが配ってくださいました。このお母さまはとてもパワフルな方で、お芝居も彼女が出られると場がしまります。ただ、この日のお芝居への登場はありませんでした。…

『慶安の狼 丸橋忠弥』@松竹座2月4日昼の部

この演目について昨日書くつもりだったのだけれど、3月の国際学会での発表に提出する原稿が仕上がらず、それが延びてしまった。原稿は一週間遅れで今日メールで送った。この演目も『大當り伏見の富くじ』と同じく、歌舞伎という範疇を超えて行く試みだった。…

『大當り伏見の富くじ』松竹花形歌舞伎@松竹座2月4日昼の部

これはすばらしかった!歌舞伎の新境地を拓いたに違いない。今まで歌舞伎ではアンコールやらスタンディングオベーションに出くわしたたことがなかったけど(唯一の例外は勘九郎がNYから凱旋公演した折の『夏祭』だったが、これは欧米に倣ってのものだった)…

『研辰の討たれ』松竹花形歌舞伎@松竹座2月3日夜の部

染五郎、愛之助、そして獅童という今の歌舞伎界でもっとも生きのよい三人が出ずっぱりと聞けば、観ないわけにゆかないと思って、チケットはずいぶん前に取っておいた。この三人に亀治郎を加えれば、最もシュンな役者がそろう。今回は博多で澤瀉屋一門での歌…