yoshiepen’s journal

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吉村大阪府知事の危機意識と危機管理が国より先んじている−−吉村大阪府知事が感染者の入院先を症状、リスクに応じて振り分ける司令塔組織を立ち上げると決断

 

吉村知事が感染者振り分けの「司令塔」立ち上げ

医療崩壊を防ぐ

大阪府の吉村洋文知事は11日、府内の新型コロナウイルス感染者の入院先を、症状やリスクに応じて振り分ける司令塔組織を、週内にも立ち上げる方針を明らかにした。現在は感染者の大半が軽症か無症状で専門の医療機関に入院しているが、重症者の病床を優先的に確保し、軽症や無症状の人は一般の医療機関で受け入れるように運用を見直す。

吉村氏は府庁で記者団に「重症者やハイリスク患者を守り、医療崩壊を起こさせないために(入院先の)選別が重要だ」と述べた。新たな組織は「入院フォローアップセンター」(仮称)、治療の優先度が高い順に以下の優先度をつけるという。

医療機関の振り分け

(1)感染症の指定医療機関

(2)一般の医療機関

(3)既存の病院などで活用されていない「休床病床」-に振り分ける。足りない場合は民間の宿泊施設にも協力を求め、活用する  

さらに、補足として

府内では10日までに73人の感染が確認されたが、大半が軽症か無症状で、複数の指定医療機関(約80床)に入院している。ただ、感染者が今後急増すれば病床が不足する恐れがあり、府は12日に開く新型コロナウイルス対策本部の専門家会議で入院基準などを議論する。

休床病床を活用する場合は医師や看護師ら人員の確保に加え、防護服など医療態勢を整備する必要がある。吉村氏は記者団に関連の補正予算を編成する考えを示した。

 

大阪府知事、大阪市市長の危機感と危機管理意識の高さ

吉村知事1月に厚労省の情報発信に不信感

さすが吉村知事、1月末の段階で「『国は楽観視しすぎ』と大阪府知事は言っていた。産経1月28日付記事。彼は厚労省の情報発信に不信感を抱いていたとのこと。

松井市長は総理発表に先駆けて「小中高臨時休校」

また、安倍総理の発表以前に「小中高臨時休校」を先行発表していた大阪市の松井市長も、「政府はもっと前に大方針を。『もう少し前に国としての大方針を出してくれれば、悩まずに済んだ』(産経2月27日)と危機感を吐露していた。

 

新型コロナ検査キットをクラボウが発売へ

検査態勢を促進するには迅速に検査できるキットがあればいいのだけれど、昨日の日経に「新型コロナ検査を15分で、クラボウ、中国製キット発売」の記事が。リンクしておく。

www.nikkei.com

中国製というところに「?」はつくけれど、でもこの際、大朗報である。検査が早く、かつより精確にできるようになれば、上記の医療機関振り分け、そして早期治療と合わせて、コロナとの闘いは何歩も前進することになるだろう。