yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

ハッチャケているのにどこか懐かしい『GRIEF7』Sin#2(グリーフセブン シン ナンバーツー)@大阪ABCホール9月23日

以下が公式サイト。情報が集約されているけれど、まだ十全ではないよう。それがなんともイマ(NOW) 風。

またゲネプロ映像がyoutubeに上がっている。

www.youtube.com

詳しい親切な解説もついている。

エンターテイメントステージ『GRIEF7』Sin#2(グリーフセブン シン ナンバーツー)は、舞台「寝盗られ宗介」、ミュージカル「グレイト・ギャツビー」等数々の舞台の演出を手掛けている錦織一清を演出に迎え、「竹久夢二のすべて」や「猫と裁判」などで 知られる野村桔梗が原作、脚本には『Club SLAZY』シリーズやミュージカル「Dance with Devils」など人気作品を多く手掛けている三浦 香と、音楽には米米CLUBではサックス奏者として活動し多岐に活躍している金子隆博・楠瀬拓哉と最高のスタッフ達が揃い、“この世”と“人”の闇に極上のエンターテイメントが融合する華麗なステージ。

物語の舞台はアメリカのロサンゼルス近郊で、とある牢獄で出会った、罪を背負い悲嘆に暮れる人たちの物語。幸せとは? 愛とは? 何が本当に幸せなのか? と思い悩み、そして苦しむ。七つの大罪を元に書かれた原作に、舞台ならではの一人一人のキャラクターを掘り下げ、それぞれが持つ個性豊かなキャラクター達が物語を繰り広げる。 出演は、エディ・フクダ役に米原幸佑(舞台「銀河英雄伝説」/アレックス・キャゼルス役)、ライタ・カワイ役に加藤良輔(THE CONVOY SHOW vol.37『星屑バンプ』出演)、サム役にラッパーそしてダンスボーカルグループBeat Buddy Boiとしても活動しているSHUN(『Like A』シリーズ/インスペクター役)、ムラセ役に三浦海里(ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」 /山口忠役)が前作より続投。 新キャストとして、ウォン役にボーカル&ダンスグループ“X4”のメンバーとして活動し、ソロとしてもライブ・舞台・ミュージカル等、多岐に活躍 している吉田広大(舞台『私のホストちゃんTHE PREMIUM』/哀役)、エヴァン・ロドリゲス役に8人組男性ボーカルグループ “SOLIDEMO”のメンバーとして活動し、舞台やテレビ等多岐に活躍している中山優貴(舞台「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME2~」/トド松[F6]役)、アーロン・スティーブス役に倉貫匡弘(「Club SLAZY」/Doo bop役)、が出演する。 新たなキャラクター達が加わり、これまでのキャラクター達とどんな関係性を織りなすのか。さらに、ラッパーとしても活動するSHUN(サム役)の本格ラップや、自身もグループ・ソロ活動をしている吉田広大(ウォン役)、中山優貴(エヴァン役)の心を鷲掴みにする歌声やダンス、そしてもちろん全員が歌って踊る華麗なステージングに注目だ。

 スタッフ一同が以下。 

こういうダンス系の演劇は何度か見てきているけれど、その中では最もプロ度が高かった。一人一人の役者のキャラがしっかり立っている上、全員の歌唱力が優れていた。色気と言おうか人を惹きつける魅力も、一人一人その質は違ってはいるもの、たっぷりとあった。また芝居としてもきちんとしていた。ダンス・歌だけではなく、演技ができる役者さんが揃っていたからだと思う。続編があれば、ぜひ見にゆきたい。

歌唱力が並外れていた上、ダンスも良かったのだけれど、演技力の点ではちょっとぎこちないころもあった。まあ、それを歌やダンスが補っていたんですけれどね。

また脚本がWittyなセンスに飛んでいた。穿ち過ぎかもしれないけれど、登場人物達が頻繁に唱える言葉、それは「愛」!でもこの「愛」は、劇中で頻繁に呟かれる「AI」でもあるのかも。若手の過激な歌唱に舞踊の合間にこんな「トンチ」を挿入するのも、どこか懐かしい感じ。

ちょっといらないおせっかいかを一言。ロサンジェルスのことをアメリカ人は普通「LA」といいます。また、英語、中国語共に「華僑」は「kakyo」と表記されることはありません。こういう海外へと先出したChineseは自らを「客家」(「はっか」)と称することが多いです。