yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「高麗屋襲名披露口上」 in 「京都南座新開場記念「當る亥歳吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」@京都南座11月14日夜の部

京都南座、3年弱の改修工事を経て今月から新開場。毎年恒例だった11月の「顔見世興行」のメインは「高麗屋襲名披露」。「二代目 松本白鸚」、「十代目 松本幸四郎」、そして 「八代目 市川染五郎」が誕生した。  

夜の部に「口上」があった。ただ、高麗屋三代と仁左衛門、藤十郎のみの参加。ずらっと役者が勢ぞろいする襲名披露の口上を期待していたので、少々拍子抜けした。藤十郎は挨拶文をカンペで読んだのだけれど、かなり「大丈夫?」のレベル。ちょっとボーッとした感じで連なっていた。仁左衛門がそれを「埋める」べく、頑張って座を持たせていてお気の毒。

 口上からわかる通り、「東西合同」をうたっていても、実際には上方の主陣に高麗屋が「挿入」された感じ。改修工事以前の南座での「恒例顔見世」は東西の役者が打ち揃っていたので、それに比べると貧相感は否めない。昨年末のローム・シアターでの顔見世興行の方がずっと「顔見世」らしかった。これは芝翫とその三人の子息の襲名興行でもあった。今月は東京の歌舞伎公演がいくつもあって、それらに主たる役者たちが取られてしまった所為ではあるものの、もっとなんとかならなかったのかと思ってしまう。