飛行機は午前7時にヒースロー着。ジャンボ機の上、座席が最後列の塊にあったので出るのが遅れた。イミグレーションではすでにものすごい行列が！覚悟はしたのだけれど、それ以上に酷かった。なんと1時間50分かかってしまった。係員も嫌気がさしていたのか、（何をしに来たのか聞いたのみで）30秒で私をお払い箱。思わず、「もういいんですか？」って、聞いてしまった。LAで2時間待ちだった記録を塗り替えるところだった。おそらくLAは大分マシになっているはずなので、ヒースローが最悪ということに。今年と去年にロンドンに来ているけれど、こんなことはなかった。幾つかの悪条件が重なったのだろう。
いつもはヒースロー・エクスプレスに乗るのだけれど、今回は地下鉄ピカデリー線で目的地のラッセルスクエア駅まで乗り換えなしの一本で行った。ヒースロー・エクスプレスはターミナル駅に行くまでに何度も迷子になる程わかりづらい上、終点のパディントンで地下鉄に乗り換えなくてはならない。重い荷物があるとき、これはきつい。ただ、時間的には4倍の約１時間要した。オイスターカード（PASMO、PiTaPaに相当）で確認したら、なんと3ポンド程度しかかかっていない。ヒースロー・エクスプレス料金はこの6倍なので、驚くべき安さ。
ピカデリー線はヒースローからロンドン市内を北東方向に斜めに襷掛けしていて、しかも沿線は最も繁華な地域。また、劇場街の真ん中を走る。各駅で他の地下鉄線への乗り換えができるので、便利でもある。とはいうものの地下鉄線間の移動の際に遭遇する階段の多さは旅人泣かせ。ロンドンの最も嫌なところの一つ。今回、これを「生き抜いて」無事に帰国できるかしらん？ってすでに不安になっている。
