yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

4月観劇予定

そういえばもう4月。「3月は去る」っていわれるように、あっという間に終わってしまった。すべての出来事が26日からのロンドン行きに収斂させられてしまったため。その上、出発を控えた土曜日、腰痛がひどくなって、近くの整形へ駆け込む羽目に。旅行中持つのかどうか心配だったけど、ロキソニンをもらってなんとか持ちこたえた。ただ、今後も付き合わざるをえないのが憂鬱。

長く同じ姿勢で座り続けるのは良くないのでしょうね。能舞台地謡の方々がよくぞ「我慢」されているものと、改めて感心。

4月の能公演予定。奉納能では八坂神社の「初桜能」。去年も参加させていただいたことを思い出した。もう一年経ったんですね。そして、京都観世会例会と片山定期能。大槻能楽堂自主公演。こちらは梅若実師が『西行桜』のシテを務められる。

社中会が目白押し。日が若い順に林宗一郎師の会、次に味方玄師の会。杉浦豊彦師の会。そして小鼓の吉阪一郎師の会。京都観世のトップの方々の社中会。お弟子さんたちもそれに見合った方たちだろう。期待にワクワクする。

文楽吉田玉助襲名興行を昼、夜ともに見る。若手、中堅の演者全員がうち揃っての内容。パワフルな舞台であるのは間違いなし。

歌舞伎は松竹座にかかる『ワンピース2』を見る予定。平岳大さんの出演が楽しみ。

そういえば2日間にお目にかかったロンドン大学SOAS教授のGerstle先生はこの吉田玉助襲名興行をご存知だった。彼は住太夫さんに義太夫を習われたという。もっとすごいと感動したのが、謡と仕舞は桜間金太郎師に習われたとか。彼は三代目鴈治郎(現坂田藤十郎)とも親しくしておられて、20年以上前の「鴈治郎、イギリスを旅する」(タイトルを失念)という内容のNHKのドキュメンタリー番組の中には、ロンドンのカフェで鴈治郎、ロンドン大の日本文学専攻の院生たちと談笑しておられるのが収められていた。Gerstle先生がおっしゃるには、「あそこに映っていなかったけれど、実はかの名優、ジョン・ギールグッドも同席していたんですよ」。私はこの番組をリアルタイムで観ているが、鴈治郎がギールグッドを楽屋に訪問する(それが彼のイギリス訪問の主たる目的でもあった)シーンはあったけれど、カフェで同席は知らなかった。Gerstle先生曰く、「僕は名誉なことに二人の人間国宝に囲まれていたんです」!鴈治郎はのちに人間国宝、ジョン・ギールグッドは既にナイトを叙勲されていた。