yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

八月観劇予定

まず、歌舞伎座の8月は涎が出そうなほどの魅力的な演目が並ぶ。最もいいのは成田屋が出ないこと。今後、成田屋が出るものには一切行かない。身銭を切ってまでみる芸ではない上、ここしばらくの故妻共々のチープな喜劇(悲劇)にうんざり。

「気功」という間違った「治療法」の選択(ガンは気功では治りません!)をした上での死。最初に診た医者の誤診だったなんていう嘘情報が蔓延している。広めた張本人は既に死亡。医者には守秘義務があるから反論できない。それを逆手にとっていたんでしょう。事実は当該ブログとは違っていた。ドックの後に行ったT病院では授乳中のため乳腺が大きくなっているので、確たる診断が難しいから3ヶ月後に断乳してから再度検査に来るようにと言われた。それを当人は当時かかっていた助産婦(「乳腺の専門家、先生」)に相談。すると医者でもないその「先生」が「大げさね」と無責任なことを言った。ブログ記事が紛らわしい書き方をしているのでT病院の誤診という誤解を生んでいる。「3ヶ月後に再診に来るように」と伝えられたのに、8ヶ月も放っておいたのは、当人の責任で、決してT病院の診断のせいではない。紛らわしい書き方をして誤解を広めているこの妻のブログ記事。そもそも文章が変。知性のかけらもない。

そして、延ばしに延ばしてようやく行った8ヶ月後の診察。そこで全摘を薦められたのに、拒否。その後1年8ヶ月もの間「行方不明」。なんでもその間、気功で「治療」していたというから驚きを通り越して、呆れる。ご当人が「役に立ちたい」と始めたブログ記事。でもこれ、愚かな女の恨み言以上のなにものでもない。おバカな大衆はそれに騙され、同情し、「聖女」に祀りあげる。どこまでもファース!ガンはまず患部を摘出した上で抗がん剤なり放射線で治療するべきもの。ジョブズも川島なお美さんもその初動を間違えた。そして死亡。偽治療にハマったのが運の尽きだった。患部を摘出しないで済まそうとした結果の死。愚かとしか言いようがない。エビ妻も8ヶ月後の段階で全摘出後に抗がん剤なり放射線という「標準治療」を受けていれば、今頃は元気にしていたはず。ジョブズと川島さんがエビ妻と違い、「立派」だったのは、最後には自分の「非」を認め、それを周知しようとしたこと。それこそが「役に立つ」ということ。エビ妻のこれをどう見繕えば、その夫が言っっているように「ガン患者の役に立つ」というのか。

どういう「治療」をしていたのかは頰被りの上で、夫婦揃ってアメブロを使っての億単位での集金。お金儲けが悪いと言っているわけではありません。ただ、やり方がゲスイといっているのです。これのどこが美談ですか。日本人はバカですか。夫は一体何をしてたんでしょうか。バカ度では妻の上を行く海老蔵。その芸ではなく、現実の大馬鹿ぶりそのものが喜劇を創り出すという「天才」。ブログの文章は日本語になっていない上、その内容も稚拙極まりない。今や故人をダシに悲劇の主に収まりかえっている。こういうゲスイ連中を持ち上げるゲスの極みのマスゴミにもうんざり。松竹はいつまでこんなのを「放置」しておくんでしょうか。

だから、いくら魅力的でも歌舞伎は当分諦める。8月歌舞伎座は行かない。中車、染五郎、七之助の「刺青奇偶」、猿之助、染五郎の「歌舞伎座捕物帳」、野田秀樹作演出の「桜の森の満開の下」、全部諦める。海老蔵がどうにかなるまで、松竹の歌舞伎は見ない。

能は大阪薪能、金剛蝋燭能、浦田定期能、林定期能、片山定期能、京都観世会例会、秋の梅若能を見るつもりにしている。

他には、奈良のあらかしホールでの新作能「ギリシャ叙事詩オデュッセイア」が楽しみ。二人の人間国宝、梅若玄祥氏、大槻文藏氏が出演される。今年2月のケルティック能『鷹姫』を見損ねているので、これは何としても見たい。新作能は次の回があるかどうかわからないから特に。

ワークショップにもできるだけ出たい。

バレエは西宮の芸文センターでのルグリガラのチケットを取っている。