yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『振られた男』一竜座@オーエス劇場11月8日昼の部

第一部を潰してのお芝居。タイトルからしてコメディ。15分遅刻してしまったので、発端部を見逃している。

軸になっているのは、仏一家にわらじを脱いだ、きままな旅人(竜也)と一家代貸(光志)との、一家のお嬢さん(そあら)を巡る恋の鞘当て。それに二つのやくざ一家の攻防が絡む。

一家と対立するのは川向こうの一家で、この親分(白龍)も仏のお嬢さん狙い。間の悪い事に、代貸は川向こうの一家の賭場で借金を作ってしまっている。仏親分に取引に乗り込んだ川向こうの親分、「借金を返すか娘を寄こすかどちらかにせよ」と迫る。

これを聞いた代貸、仏親分に迷惑はかけられないと、ひとりで川向う一家になぐり込みをかける。彼が残した手紙を読んだお嬢さん、旅人に助太刀を頼む。お嬢さんは代貸が本命だった。お嬢さんの「お色気作戦」に陥落した旅人。仏一家に乗り込む。滅法強い旅人、一家を皆殺しにする。ただし、そのあとお嬢さんを巡っての二人のバトル。最後は旅人が折れ、お嬢さんの妹(きあら、盲目という設定)を長崎に連れて行くことにする。長崎で彼女の目を治そうというのだ。これで二組のカップル誕生。めでたし、めでたし。

おかしかったのは、捕まった光志さんが括られているのをいいことに、白龍さんがくすぐりまくるところ。次の場面では逆転、今度は捕われの身になった白龍さんが「こちょこちょ」の逆襲にあっていました。彼十八番の「ごめんね!」のギャグ/振りつきです。

この劇団さんが抜きん出て素晴らしいのは、舞台に出て来る人全員が、芝居上の役のみならず、舞台上でなにがしかの役割を果たしているところ。それぞれがぴたっと決まったところに納まっています。一人一人が実力派だから可能なこと。観ている側にストレスを強いない。安心して観ていられる。だからコメディが可能になるんだと思う。

もう一つは、(古くさい)定番芝居を現代風に作り替えるのに長けているところ。実に小気味良く、おもしろく変貌させる。いつも「あったまイイー」と感心する。でも肝にある大衆演劇ならではの「人情」はきちんと描いているんですよね。軽く見えて軽くないんです。座長を中心にした白龍さん、獅童さんの組み合わせが効いています。

以下舞踊ショーの詳細。誤りあれば、なにとぞご容赦。

第二部

群舞  「雑草」
光志さんと獅童さん。

白龍  「男の情話」

龍磨  「蛍の提灯」

徳太郎・きらり  「?」

竜也  「木遣くづし」

力   「無法松の一生

光志   「宇治川哀歌」 

獅童   「古城 」、「田原坂

長男のしおん君と。

そあら  「昭和最後の秋のこと」

きらり   「花」

徳太郎  「みちのくひとり旅

白龍  「大川ながし」

竜也  
「淡雪の恋」


龍磨  「この世界に生まれたわけ」、「B.U.T」

力   「瞼の母」座長の歌で。おばあちゃんに育てられたという力さん。めっきり腕を挙げられていました。客席にはおばあちゃんも?
瞼を閉じる振り。

竜也

座長の上に獅童さん力さんが乗っかって邪魔をしている。「暑苦しい」といいながら、まんざらでもなさそうな座長。こういう雰囲気がいかにも一竜座。

ラスト  「おしどり道中」
最後に出てきた座長の決めポーズ。

めっきり大人っぽくなった徳太郎さん。

徳ちゃんをいじる龍磨兄ちゃん。

全員で。

下手の白龍さん、力さん、それに上手の光志さんがが影になっていて、申し訳ない。ということで、まず上手の光志さん。

そして下手の白龍さんと獅童さん。