yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『るろうに剣心』にするか

6月下旬、イギリスで開催される演劇の国際学会での発表を諦めた。プロポーザルは去年の11月にアクセプトされていたので、残念。これで丸2年海外での発表をしていないことになる。まずい。かなり焦る。それのみならず、今頃はイギリスでの研究生活をスタートしていたはずだったのにと、口惜しい。理由が体調管理の失敗にあったなんて、プライドも傷ついた。いずれにせよ、今年は無理だろうと断念した。

在外研究員としてロンドン大学に滞在、今までの研究をある程度まとめるつもりにしていた。その他、今までできなかったことをこの機会に挑戦するつもりだった。すべて雲散霧消。口惜しい。

気分は滅入るけど、なんとか自分を鼓舞して行かないとダメだとは思っている。今年中に学会発表をするつもりで調べたら、ちょうど11月初めにロンドン大でポップカルチャーがテーマのMultidisciplinary Conferenceがあるようなので、応募しようかと考えている。あとでジャーナルになるのもいい。6月に応募していた学会での発表は三島由紀夫の「葵上」のクレオール的解釈がテーマだったのだけど、11月のものはまったく視点を変えて、それこそアニメで行こうかと考えている。『るろうに剣心』など、きっと外国人受けするだろう。何年か前にプラハで開催された学会で『攻殻機動隊』で発表したことがある。使ったのはアニメの『Ghost in the Shell』。「るろうに」は英語字幕も付いているので、資料作りが楽かもしれない。