yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「口上」(お年玉年始ご挨拶) in 新春浅草歌舞伎@浅草公会堂1月2日

「新春浅草歌舞伎」恒例の口上、昼、夜の開演前にあるのだが、今までみたところでは(比較的)若い役者が務めていた。でも今年は主要役者全員が若いので、彼ら七人で交代にやっているよう。2日の第一部では巳之助と歌昇、第二部では米吉と種之助だった。

これはとても楽しい趣向。第一部の巳之助と歌昇のはとくに楽しかった。二人で芝居の話で盛り上がり、風呂に入ったらシャワーが水。浅草公会堂は11時にガスが止まってしまうのを知らなかった。湯船のお湯で辛うじて石鹸を洗い流した、云々。他愛ない内容だけど、二人の応酬に素の顔がみえた。巳之助はいわゆる歌舞伎役者らしくない、ちょっと「ケッタイな」(これ良い意味です)ひと。演技だけでなく舞踊にもそのケッタイさが滲み出ていて、今までの役者にはないユニークさを発揮(発輝)している。対する歌昇は真面目な感じ。番附に載っている彼のコメントもそつがなく、頭脳明晰なことが窺える。二人、同い年だそう。仲がいいのが微笑ましい。

巳之助のブログをのぞいてみたら、やっぱりおかしかった。とても楽しいブログで、彼のユーモアのセンスが全開。元旦の記事にアップされていたのが浅草セブン(浅草歌舞伎に出ている七人)で浅草寺詣をした折の写真。リンクしておく。

彼曰く、「両端の温度差よ。」タシカニ。
後列左端のはしゃいでいるのが巳之助。右端の真面目くさった顔の人が歌昇。巳之助から右へ松也、種之助、隼人。前列左から米吉、児太郎。

彼のブログ、この写真の上は「少年ジャンプ」の新年号の「ONE PIECE」の表紙写真。猿之助が今年の秋に舞台化する「ONE PIECE」に言及していた。巳之助が注目したのは表紙右下にチョコッととだけ描かれた「定九郎」。巻物を口にくわえた黒装束の男。

これは彼が第二部で演じる『仮名手本忠臣蔵』中に出て来る人物。あっという間に引っ込んでしまうんですけどね。ハンパなくうれしそうな巳之助氏。

第二部の米吉と種之助の口上もなんとなくオカシカッタ。女形専門の米吉がみかけとはちがって、けっこうたよりになる兄貴肌なんだと分かった。しっかりとしていた。対する種之助は次男坊らしく、ちょっと頼りない感じ。でもそれがほんわかとかわいい。一見ではこの二人、逆の印象なんですけどね。従兄弟同士のこの二人が「浅草七人」のうち四人が「小川姓」だという話をしていた。萬屋とその親戚の播磨屋ですものね。米吉の「たれ目」が女性の間で「かわいい」と人気急上昇中なんだとか。