yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『でんでん太鼓』劇団HIRYU@御所羅い舞座12月18日昼の部

新作狂言、それもここが初演とか。大衆演劇によくある「姑の嫁いびり」、それにつづく改心劇のパロディ。姑は舅に替わっている。また、嫁への不満の理由も逆転。「尽くしすぎが疎ましい」というのが、不満の理由。自前のマゾヒズムを十分に満足させられないという(変な)理屈で、この舅は嫁いびりをしている。以下はその顛末。穿ち方がいかにも近江飛龍劇団。

舞台は質屋の「むかで屋」。主人の熊(春之介)は大工の家に生まれたのに、それを嫌って質屋になった。お鹿(美佳)という貞淑を絵にかいたような妻との間にはお鯉という娘まで設けている。問題は舅の馬太郎(飛龍)。何が気に食わないのか、毎日朝から家を飛び出て酒浸り。家に帰っても無体な傍若無人振り。それを目撃したお鹿の弟猿吉(大和)は怒り心頭。それを兄の大工、寅(小寅丸)に告げに行く。顛末を聞いた寅、兄の熊宅に直談判にやって来る。馬太郎と話すうち、どうも変だと気づく寅。ここからが馬太郎ならぬ飛龍の「嘆き節」。不満の理由がすべて変。この変な舅、上にも下にもおかないほど大事にされることが厭なのだと判る。ここの飛龍、小寅丸両雄の絡み、みごと。話術で魅せます。

そこまで不満ならと、寅は馬太郎を家に引き取ることにする。ここの馬太郎の「家出」の風体、笑えます。寅は家に取って返す。妻のお牛(あさり)に馬太郎を引き取る理由を説明する寅。ここから夫婦二人、浄瑠璃義太夫調)で台詞の掛け合いを始める。まさに人形浄瑠璃芝居。感心してしまった。あさりさん、「酒屋」のお園の口説きに聞こえた。受けて立つ小寅丸さんも、堂に入っていた。二人とも芸達者!

寅はお牛に芝居を打ってくれと頼み込む。馬太郎をできるだけサディスティックに苛め倒せというのだ。馬太郎が寅宅にやってくる。ここからがあさりさんの見せ場。さんざん馬太郎ならぬ飛龍さんをいたぶります。その都度、「わし、こんなん、好きやゎー」と喜ぶ馬太郎。ケッサク!

寅とお牛の一人娘、蛍登場。なんと大輔さん!幼い娘という設定らしい。可愛い寸足らずの着物に頭はおかっぱ。でも声は大人男性のしゃがれ声。笑い転げました。しかもここで、「かかさんはぇー」という人形浄瑠璃のの真似。なんでも「巡礼お鶴」を観て以来、お鶴の口調をまねしているのだとか。「巡礼お鶴」、正式には『傾城阿波鳴門』。大輔さん扮する蛍ちゃん、お鶴の健気さと哀れさに胸を打たれたということだろうか。あの大きな身体の大輔さんが、幼い蛍ちゃんを演じるのもオカシイし、幼い口調もオカシイ。浄瑠璃語りはなおオカシイ。

寅は兄の熊宅に出向き、馬太郎の性癖を説明。熊と鹿にできるだけつっけんどんに、サディストっぽく馬太郎を扱うようにと諭す。稽古する二人。女中のお猫(明日香)が手本を見せる。これもオカシイ。

稽古の甲斐合って、貞淑で上品なお鹿が「おんどりゃ」言葉で舅、馬太郎を罵り倒すのに「成功」。馬太郎はこの扱いにすっかり満足。もとの鞘に納まることに同意。すべてが丸く納まる。めでたし、めでたしそこまで不満ならと、寅は馬太郎を家に引き取ることにする。ここの馬太郎の「家出」の風体、笑えます。寅は家に取って返す。妻のお牛(あさり)に馬太郎を引き取る理由を説明する寅。ここから夫婦二人、浄瑠璃義太夫調)で台詞の掛け合いを始める。まさに人形浄瑠璃芝居。感心してしまった。あさりさん、「酒屋」のお園の口説きに聞こえた。受けて立つ小寅丸さんも、堂に入っていた。二人とも芸達者!

寅はお牛に芝居を打ってくれと頼み込む。馬太郎をできるだけサディスティックに苛め倒せというのだ。馬太郎が寅宅にやってくる。ここからがあさりさんの見せ場。さんざん馬太郎ならぬ飛龍さんをいたぶります。その都度、「わし、こんなん、好きやゎー」と喜ぶ馬太郎。ケッサク!

寅とお牛の一人娘、蛍登場。なんと大輔さん!幼い娘という設定らしい。可愛い寸足らずの着物に頭はおかっぱ。でも声は大人男性のしゃがれ声。笑い転げました。しかもここで、「かかさんはぇー」という人形浄瑠璃のの真似。なんでも「巡礼お鶴」を観て以来、お鶴の口調をまねしているのだとか。「巡礼お鶴」、正式には『傾城阿波鳴門』。大輔さん扮する蛍ちゃん、お鶴の健気さと哀れさに胸を打たれたということだろうか。あの大きな身体の大輔さんが、幼い蛍ちゃんを演じるのもオカシイし、幼い口調もオカシイ。浄瑠璃語りはなおオカシイ。

寅は兄の熊宅に出向き、馬太郎の性癖を説明。熊と鹿にできるだけつっけんどんに、サディストっぽく馬太郎を扱うようにと諭す。稽古する二人。女中のお猫(明日香)が手本を見せる。これもオカシイ。

稽古の甲斐合って、貞淑で上品なお鹿が「おんどりゃ」言葉で舅、馬太郎を罵り倒すのに「成功」。馬太郎はこの扱いにすっかり満足。もとの鞘に納まることに同意。すべてが丸く納まる。めでたし、めでたし、チョーン!