yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

ベルリンオペラのチケット入手

ホテルでビュフェ(all you can eat) の朝ごはんを食べてから、チケットオフィスに出かけた。ベルリン国立歌劇場(Staatsoper)は改装中(2015年完成)で、現在はシラー劇場に間借り状態。プラハ、ミラノに比べるとかなり見劣りのする外見。ちょっと悲しくなる。

10日のAus einem Totenhaus (ヤナチェク作)と12日のHans im Gluck(コールマン作)、そしてIl barbiere di Siviglia (ロッシーニ作、『セビリアの理髪師』)のチケットを取った。バレエの『ジゼル』も取りたかったが売り切れ。

それからドイッチェ・オペラ・ベルリンに足を伸ばしてこちらは12日のFalstaff (ヴェルディ作)を確保。でもこんなにたくさんみれるかどうか、かなり心配。

今日はこれだけでもかなり疲れた。中央駅からS線とよばれる近郊電車に乗って、二つ目の駅で地下鉄に乗り換えたのだけど、表示がすべてドイツ語で、それも各駅にその前後駅が書いているわけでなく(このあたりはヨーロッパの都市の特徴)各線の東西南北の最終駅の表示でどれに乗るかを確認しなくてはならない。

ドイツ語の表示にもあまり慣れているとはいえず、気疲れしてしまった。アメリカの大学院でのドイツ語特訓の成果はとっくになくなっていた!以前にフランクフルトに来た時の方が英語が通じた ように思う。それだけ「観光ずれ」していないということなのかもしれないけど。でもやっぱり東ドイツだったときの名残はあり、どこかあか抜けない感じ。街もごみごみしている。なんていう映画だったのか忘れたのだが、東ベルリンを舞台にした父と子の確執を描いた映画で、父子二人が電車に乗っている場面があった。今日乗ったS線がまさにそうだったことが分かった。二人のすれ違いとそれからくる殺伐感がこの電車の車外にみえる景色とだぶっていた。ベルリンをこの一日で行った場所から判断するのは早計だろうけど、どこか貧しさからくる暗さがつきまとっていた。これに比べると日本の大都市は明るい。

中央駅内部が以下。

S線ホームから。

今日はオペラ観劇を止したので、このあとおのぼりさん観光を少ししてみる。