yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

「クリスマス・ショー」by “National Theater of Young Artists”

大学の元同僚のSteckler先生が主宰する上記の劇団の公演に行って来た。子供たちのクリスマス・ショーだったのだが、感動した。今まで何回か公演があったのだけど、あいにく私の都合がつかず、ショーをみるのは今回が初めて。劇団サイトのスタッフ紹介のURLにリンクしておく。またこの公演のチラシアップしておく。

六甲アイランドのカナディアン・アカデミーのBlack Hallというホールが会場。カナディアン・アカデミーはもともと六甲の山の手にあったのがこちらに移転した。アメリカの大学院に行く前に応募先に提出するGREのスコアが必要なため、試験を受けに来たのだが、ロケーションをすっかり忘れていた。GREのできが芳しくなく、落ち込んで帰途についたからだろう。周りの様子はその頃の方が活気があったように思う。まあ、今日が日曜日ということもあったかもしれないけど。このBlack Hall、文字通り中がすべて黒のインテリア。アメリカやヨーロッパでよくある「小劇場系劇場」の趣き。この箱の内部に入ると不思議と落ち着くんですよね。ケンブリッジ(アメリカ、マサチューセッツ州)にある劇場とホント、良く似ていた。

狙いは「アメリカ仕込みのミュージカル」だろう。下は4歳(位)から上は高校生の劇団員をここまでトレーニングしたというのは、ホント感動ものだった。子供たちのカワイイこと。目一杯自分を演技に注ぎ込んでいる。その純真さ!そこからくるパワー。久しぶりにこころを浄化された気がした。子供たちの構成はさまざま。日本人から西洋人、混血まで。でもなんら違和感なく揃って演技するのは、まさにアメリカの人種の縮図。仲もとても良さそうなのが、微笑ましい。

観客のほとんどは子供たちの両親、あるいは親類縁者と思われた。ときどきもっと年配の人も混じってはいたようだけど(かなりの富裕層とお見受けしました)。誰であれここに集えば、舞台の子供たちと一体となって、手拍子、かけ声がかかり、楽しかった。Steckler先生、よくやりましたね!Dear Theo, you did a good job!