yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

『道中夢枕』in「第17回座長大会」DVD@新開地劇場2007年12月20日

今年の6月、このお芝居(小泉たつみ版では『勘太郎夢枕』)のことを書いたブログ記事に、これが「第17回座長大会」(2007年12月20日於新開地劇場)でも舞台に乗ったとの情報をいただいた。新開地劇場で買い求めるつもりだったのだが、この7月、若丸さん梅田呉服座公演時にお目にかかった若丸ファン歴11年という方に、DVDをいただいた。そのあと、新開地劇場で確認したのだが、このビデオはなかった。だからホントにありがたい。

7月にいただいてからすぐに観たのだけど、小泉版『勘太郎夢枕』とプロットは大筋では同じだった。「作・演出 小泉たつみ」とキャプションが入っていた。違っていたのは座大のため、座長たちを「顔見世」風に出しているところ。

2007年には私はまだ大衆演劇というジャンルすら知らなかったので、とても貴重な資料である。ありがとうございます。

主演は若丸(小泉版ではダイヤ、以下小泉版の配役)、和尚が市川千太郎(小龍)、男女の二人連れが桜春之丞、紅大介(瞳太郎&みつき)、日光の円蔵は小泉版と同じくたつみ座長。国定忠治を大日向満(宝良典)、その子分たちを恋川純弥、近江新之介、新川博也、澤村謙之介各座長という配役だった。下座は劇団花吹雪だった。

市川千太郎さんの寺の住職は秀逸だった。千太郎さん、一度辞められたけど、現在は新しい劇団を立ち上げられてがんばっておられるようである。

このビデオは資料としてもとても貴重。いずれ海外で出版する折に使わせていただくつもりにしている。