yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

NYのアパート・ホテル

フィラデルフィアからのアムトラックが着いた34丁目のペンステーションから地下鉄のAトレインに乗って(急行なので12分程度だった。早!)、145丁目駅のすぐ傍のアパート前に着いたのが1時半。よくある3階建の建物だった。ただしゲートのカギがかかっていて中に入れないので、仕方なく斜め前のファーストフード店で3時まで時間をつぶした。おかげで指導教授が薦めてくれたMarilyn Ivyさんの論文が読めた。1995年出版の本(Discourses of the Vanishing: Modernity, Phantasm, Japan.)なのだが、最終章が大衆演劇についての約50頁の論文になっている。ペン大の図書館でざっと読んだ。あとできちんと読むつもりだったのでコピーした。内容については稿を改めるが、とても面白かった!ただ、彼女のポリティカルスタンス[マルクス主義者]から結論が最初にありきのようなところがあり、抵抗もあった。なんと、小泉たつみさんのお父上ののぼるさんとそのお兄様の龍治さん(晃大洋さんのお父様)の嵐劇団についてかなり詳しく論じられていた。何枚かの写真入りで。のぼるさんとおそらく小龍さん、たつみさんと思われる幼児の写真も掲載されていた。

3時になって戻ると、ゲートが開いていた。家主のテレサさんからが開けてくれたのだが、3階の部屋で、スーツケースを運び上げるのに苦労した。中は二部屋もあり、キッチンまで付いていて快適。さっそくAトレインで59丁目まで行き、そこで地下鉄の1番に乗り換え、72丁目のTrader Joesに買い出しに出かけた。帰りに電車を間違えてひどい目にあったけど、グレープフルーツジュース、リンゴ、冷凍の調理済みカレー、ギリシャ風サラダ、ホウレンソウ、そしてビールを買い込んだ。もちろん足らないから、明朝、ふたたび買い出しに行く予定。ビールは重いので困る。昨日のフィラデルフィアのホテルでは近所にビールを売っている店があったので助かったのだけど。