yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

フライトのキャンセルで帰国は延期

今朝10時15分フィラデルフィア発ワシントンダラス行きの飛行機が30分遅れで空港を出た。と思ったらなかなか飛び立たない。機内で1時間以上待たされたあげくに、再びゲートに引き返した。ワシントンダラスが浸水で着陸できないという。シカゴなどのミッドウェスト行きの便もすべて悪天候のためキャンセルということで、別便を求める人々で空港内はごった返していた。長い列に並んだ末、空港のエイジェントがいうには、今日の夜にサンフランシスコ行きの便があるので、それでサンフランシスコに行きそこで一泊して明日の成田行きにのるか、今日はフィラデルフィアにもう一泊して、明日サンフランシスコ経由で成田のいずれかしか選べないということだった。それ以外のオプションはないという。サンフランシスコからだと関空行きがあるはずだから確認してくれといったら、あることはあるけれどいずれにしても明日になるという。「何時間待ってこれかョ」と怒り心頭だけれど、仕方がない。サンフランシスコは空港から街まではずいぶん離れていてシャトルバスを使うにしても高額なので、フィラデルフィアにもう一泊することにした。

それからがまた大変で、チェックインカウンターに再び行き、そこでもうんざりするほど待たされてチェックインしていた荷物を引き取った。それから今朝チェックアウトしたばかりのホテルに引き返して、一泊とった。100ドルだったけど、これでも普通のレートよりは割安なので仕方ない。すでに午後4時前だった!

ユナイテッド航空でこういう目にあうのはこれで3回目である。前の2回はフィラデルフィアに住んでいるときだったので、引き返してもホテル代はかからなかったけど、今回はエクストラの出費である。最近はアメリカ系航空会社をさけて今回も全日空だったのに、フィラデルフィアからワシントンダラスまでがユナイテッドなので、こういうことになる。悪天候は仕方ないとしても、対応がユナイテッドは最悪である。まだUSAirの方がまし。ノースウェスト(今はデルタに統合されてしまったけれど)やアメリカンの方がましではないかと思う。ノースウェストはサービスにいろいろと問題があって、好きではなかったけれど、オランダで以前トラブったときに、対応がよかったような(でもあれもKLMが対応したおかげかも)。いぜれにしても、アメリカ系はこういう場合の対応が最悪である。

この3月にプラハから帰国するのにスカンジナビア航空を使ったとき、スカンジナビア航空が例の放射能汚染で成田まで飛ぶのを拒否したので、フランクフルトで立ち往生した。そのとき、フランクフルトのルフトハンザのエイジェントの対応が早く、親切で感心したことを思い出した。ドイツ人、北欧人はこういう場合の対応が日本人と似ている。日本人ほどの丁寧さはないけれど、きわめて有能でてきぱきと処理してくれる。アメリカ嫌いが増えるのも仕方ないか。私のようなアメリカ贔屓でも昨今はイヤになることが多い。なにしろ入国に際してもESTAなる入国許可を出発前に取得させられるし、なんだか「来るな」といっているかのようだから。入国もヨーロッパの方がはるかに感じがいい。ここ3年間で使ったのはロンドンのヒースロー、フランクフルト、フランスのシャルルドゴールだけだけれど。

つれあいなど、入国のとき何度も引っかかってしまったそうな。スチューデントビザの記載がパスポートに残っているからだというのだけれど、まるで「犯罪者扱い」で別室に2回も連れて行かれた経験があるという。これもある意味イミグレーションの係官が無能だからである。

懲りたので、今"Weather Channel" をみているけれど、ペンシルバニア西部は洪水で大変なことになっているようである。中西部も悪天候なのは確かなよう。まあ、運が悪かったとあきらめるしかない。明日のサンフランシスコ行きは早朝6時30分発なので、もうそろそろ寝なくては。まだ8時前だけれど。ツカレタ!