yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

向田邦子賞受賞 テレビ版『淋しいのはお前だけじゃない』

DVD4枚組になっているのをアマゾンで買った。

淋しいのはお前だけじゃない [DVD]

淋しいのはお前だけじゃない [DVD]

おもしろくて、一気に全部観てしまった。第1回向田邦子賞を受賞しているというけど、当然だと思った。テクスチャ−的には去年手に入れた同じTBSの久世光彦制作のドラマ、『悪魔のようなあいつ』(1975)に似ているように思った。久世さんは向田さんの長きにわたる戦友だから、この賞が『さびおま』に渡ったのに向田さんも喜んでいるのでは。

脚本が市川森一、演出・製作が演出:高橋一郎ということである。以下にアマゾンからの概要をはっておく。

サラ金の取り立て屋・沼田は、取り立て先の旅芸人・市太郎と常子に同情して逃がそうとするが失敗し、その借金2000万円の連帯保証人にされてしまう。やがて沼田と常子らは、他の債務者とともに旅芸人一座を結成。興行で借金を返していこうとするが、債権者の国分はさらに彼らを追いつめる…。
サラ金という現代的な社会問題と、アナクロな魅力の大衆演劇を組み合わせた設定の妙が光る傑作。軽妙なやり取りに笑い、人情にほろりとするというエピソードの作りも大衆演劇そのもので、大いに楽しめる。さらに、仇である国分を一座が“芝居で殺す”ことを企てる最終話には、コンゲーム的おもしろさも。関わったキャスト、スタッフが、今なお思い入れがあると語るのも納得のおもしろさだ。(安川正吾)

大衆演劇界からは梅沢富美男が参加しているが、テレビ出演は初めてだったのことである。彼のお兄さんの梅沢武生大衆演劇での演技指導にあたったという。この情報はDVDの最後におまけとしてついてくる「20年後の同窓会」からの情報である。2002年に出演者たちが集まって、当時を回想しているのだが、めっぽう面白い。それにその後の彼らの活躍もだぶるので、なおさら興味深い。