yoshiepen’s journal

さまざまな領野が摩擦しあい、融合し、発展するこの今のこの革命的な波に身を任せ、純な目と心をもって、わくわくしながら毎日を生きていたいと願っています。

季節の移り変わり

今年は桜の開花が遅くて、やっと桜の季節がきたと思ったら、もう緑深まる頃になってしまった。早朝に美しい花をめでたり、青々としげる緑の木立の中をぬって歩くのはとても気持ちがいい。

混んでいる電車に乗るのがいやなので、勤務先には7時過ぎに着くように家を出る。「早起きは三文の得」っていうのはほんとう。朝7時なんていう時間帯は駅から勤務先まで歩いている間にで会う人も少ないし、キャンパスの中でも人とほとんど出くわさないので、立ち止まって花をみていたり、緑の中でしばらく森林浴をしていても、目立つことがない。こういうときこそiPhoneの出番で、時々写真をとっている。

以前、同じ職場の植物学がご専門の先生が、学生をつれてキャンパス内の植物を調べるツアーをよくやっておられた。もう退職されてしまったけど、その方が「ここは非常に多くの種類の木を植栽しているのですよ」とおっしゃっていたけど、それは事実のようで、木に付いている札をみると、それこそ聞いたこともないようなものもある。普段はゆっくりとみることもないけど、朝早くだと人の目を気にせずにゆっくりと木々のさまを楽しめる。

八重桜の写真は前にブログに載っけたけど、そのあとの季節の変化を示す写真が以下です。

八重桜(里桜)と花びらの絨毯

花びらの絨毯

植え込みの中のつつじの花

はなみずきの木立

緑の季節に変わって

はなみずきはアメリカの小説、とくに南部の小説によく出てくる木で、日本にはもともとないそうである。明治期にアメリカへ桜を送ったことへの返礼としてアメリカから送られたそうである。この説明も木にぶら下がっている札に書いてあった。そういやアメリカでこれと同じ白い花の木をみたけれど、そのときははなみずきと気がつかなかった。恥ずかしい(かってはアメリカ文学が「専門」ということだったので)。